音楽ファイル不正アップローダー10名の情報開示請求を実施
日本レコード協会会員レコード会社7社は、10月25日までにインターネットへの接続を提供するインターネットサービスプロバイダ7社に対して、今年7月にグヌーテラ(gnutella)ネットワークを利用して権利者に無断で音楽ファイルを公開していた10名の氏名等の開示を求める請求を行った。
この10名は、グヌーテラ(gnutella)ネットワークに接続するファイル共有ソフト「Limewire」や「Cabos」を悪用して権利者に無断で音楽ファイルを公開し、同協会会員レコード会社が持つ著作隣接権を侵害していた。このため、レコード会社7社は「プロバイダ責任制限法」第4条第1項に基づきプロバイダに対し10名の住所、氏名等の情報の開示を求めたもの。
今年8月にも同様にインターネットへの接続を提供するプロバイダ4社に対して、同協会会員レコード会社10社がグヌーテラ(gnutella)ネットワークを利用して権利者に無断で音楽ファイルを公開していた14名の氏名等の開示を求める請求を行い、既にプロバイダ2社から2名の情報の開示を受けている。
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