ビクター、ビクタースタジオ売却報道に公式見解を発表
26日、JVC・ケンウッド・ホールディングスが、「ビクタースタジオ」の土地の売却に合意したと一部メディアで報じられた。
これに対し、同社の子会社でビクタースタジオを所有するビクターエンタテインメントが公式見解を発表した。
発表によると、今回の土地売却は、税負担の軽減や資産の流動化などを目的として実施されるもので、売却先の不動産会社とは長期賃貸契約を締結。ビクタースタジオは今後も同社運営で継続使用されるそうだ。
スタジオ事業について、同社は「スタジオの建物をはじめ録音機材などの資産については、従来通り全て弊社所有のままであり、スタジオのあらゆる機能や業務の継続に影響があるものではありません。」としている。
また、ビクタースタジオについて「弊社のみならず日本の音楽業界にとっても大切な財産であり、大きな支柱」とし、同スタジオを音楽事業の要として事業を継続、強化していくとコメントしている。
▼ビクタースタジオ
→ http://www.jvcmusic.co.jp/studio/
▼JVC・ケンウッド・ホールディングス
→ http://www.jk-holdings.com/
▼ビクターエンタテインメント
→ http://www.jvcmusic.co.jp/
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