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東京地裁、違法配信ユーザー6名の情報開示を命じる判決

ビジネス

3月14日、東京地方裁判所は、インターネットへの接続を提供するインターネットサービスプロバイダ(ISP)1社に対し、ファイル共有ソフトを利用してインターネット上で音楽ファイルを不正にアップロード(公開)していたユーザー6名の氏名等を、レコード会社9社に開示するよう命じる判決を下した。

レコード会社9社は当該ISP1社に対し、当該ユーザーが市販音楽CDの音源をファイル共有ソフトを利用して許諾なくアップロード(公開)している行為が、著作隣接権(送信可能化権)を侵害しているとして、ユーザーの氏名、住所等の情報(発信者情報)の開示を昨年8月に求めた。

しかしながら、ISP側が裁判所の判断によらず発信者情報を開示することは控えると判断したため、本年1月に訴訟を提起していたもの。

今後、上記会員レコード会社は、ISPから住所、氏名が開示されるユーザーに対し、損害賠償請求等を行う予定。

【原告レコード会社】
株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
エイベックス・エンタテインメント株式会社
株式会社エピックレコードジャパン
株式会社ジェイ・ストーム
株式会社EMIミュージック・ジャパン
株式会社ポニーキャニオン
株式会社エスエムイーレコーズ
ユニバーサル ミュージック合同会社
日本コロムビア株式会社
 


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