星光堂、自社開発小売りスキーム「HITS」導入

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星光堂は、小規模展開で売り場を総合プロデュースするスキーム、「HITS(High Interest Total System)」を開発した。

「HITS」では星光堂の専任部署が発注代行をし、運営在庫リスクを負担するほか、独自開発の売場運営システム(特許出願中)によって、専門知識がなくとも売場メンテナンスが維持することができる。

商品展開では来店客の回遊性向上を目的に、フレキシブルに商品陳列させるためダミージャケットを展開。これにより防犯対策やその作業の軽減も見込んでいる。

また通常のラック販売とは異なり、一般のショップと同様にメジャー作品をメインに、個々の販売店の客層にマッチさせた商品をラインナップする。

なお、昨年よりテスト展開していた店舗は、従来の運営から店頭作業量が80%圧縮し、商品展開精度も50%良化する実績を残している。今後は4月より本格的に100店規模から展開をし、3年後には1,000店以上の導入を目指す。
 


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