電子書籍意識調査「視聴・DL可能な音楽誌」欲しいが32.8%

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東京工芸大学は、全国の15歳から59歳の電子書籍利用経験者を対象に「電子書籍に関する意識調査」を携帯電話によるインターネットリサーチで実施。1,000名(男性500名・女性500名、10代・20代・30代・40代・50代各200名)の回答を集計した。

リサーチ結果によると、リッチコンテンツ化したら手に入れたい電子書籍として、「視聴やダウンロード購入ができる音楽誌」が32.8%と最も多くなった。

次いで「アニメーションや効果音が追加されたアクション漫画・小説」が27.0%、「視聴やダウンロード購入ができる映画情報誌」が26.2%、「GPS機能で今いる地域の情報が表示される旅行ガイド」が25.5%、「好みや栄養情報を記録し、お勧めレシピが表示される料理情報誌」が24.5%、「機能の比較や関連商品を検索・注文できる商品雑誌・カタログ」が24.2%となった。

また、年代別で上位5位に挙がった回答をみると、10代の3位には「楽曲の視聴や自動でアレンジができる楽譜」(27.5%)が挙がり、30代の2位には「効果音やアニメーションが追加された子供向けの絵本」(30.0%)、40代の4位と50代の1位には「機能の比較や関連商品を検索・注文できる商品雑誌・カタログ」(40代25.5%、50代29.0%)が挙がるなど、年代間の差が見られた。

なお、東京工芸大学のウェブサイトでは、「電子書籍利用のきっかけ」「電子書籍を購入したいと思う価格」「電子書籍化されたコンテンツに期待するもの」などのリサーチ結果も公開している。

東京工芸大学「電子書籍に関する意識調査」
http://www.t-kougei.ac.jp/guide/release/

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