ビクター新社屋でプレゼンテーションイベントを開催
9日、ビクターエンタテインメント株式会社が7月19日に移転した渋谷の新社屋にて、新オフィスのお披露目と、各レーベル / グループ関係会社の今後の発売ラインナップと新人アーティストのプレゼンテーション・イベント「MUSIC STOME〜2011 Line-up〜」を開催した。
冒頭、同社 代表取締役社長 斎藤正明氏の挨拶では、自身が代表に就任以来取り組んできた社内の構造改革の最終段階が今回オフィス移転であり、「オフィス移転で物理的に分散していたグループ全体が結集することにより、各社間の垣根を取り払い、お互いに刺激し合うことによって、グループ全体の総合力を上げていきたい」と今回のオフィス移転の目的を説明。また、「ここ1、2年でビクターは個性的なアーティスト、また今後長く活躍できるアーティストを獲得できたのではないかと思う」とその手応えを語った。
続いて、制作本部長 植田勝教氏の司会のもと、制作部のグループ・ヘッドが各レーベルのカラーを現したような個性的なプレゼンテーションを展開。今後の発売ラインナップと新人アーティストの音楽がイベントを彩った。
最後に斎藤氏は「時代の流れにあったリリースももちろんあるが、ビクターは長く愛され続けるアーティスト、記憶に残るアーティスト・音楽を大切にやってきた会社。その伝統を大切に、アーティストをじっくり作っていきたい」「こういう時代だからこそ、そういった試みは大切であるし、ビクターのような会社が一つあってもいいのではないかと強く確信をしている」と今後の抱負を語った。
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