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ホリプロがMBO実施を発表、株式非公開化

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ホリプロが16日、MBO(経営陣による自社の買収)を実施すると発表。同社創業者の堀威夫氏が代表を務める青春社がTOB(株式公開買付)を実施し、株式の非公開化を目指す。

株式の公開買付価格は1株1,050円で、TOBの期間は12月19日から12年2月6日まで。361万7811株を下限としている。

世界経済の悪化や企業の広告費の削減、テレビ視聴率の減少、メディアの多様化などの要因から、同社の経営利益は減収の見通しで、長期的な企業価値の向上のためMBOの実施を決定。

今後は、新規事業の創立、アジアを中心とした海外市場への進出、マネージメント事業と不採算事業の見直しなどを行う考えだ。また、株主優待制度の廃止に伴い、特別ファンクラブ「ホリプロ・ステージ・メンバーズ」(仮称)の創設も検討している。

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