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コロムビア、2012年3月期第3四半期連結業績

ビジネス

日本コロムビアは、2012年3月期第3四半期の連結業績を発表した。

第3四半期連結累計期間の連結売上高は、106億7千4百万円(前年同期比11.9%減)となった。これは、J-POP作品を中心とする配信売上が減少したことに加え、クリエイティヴ・コアの株式売却に伴い、前年同期に計上されていた同会社の売上がなくなったため。

損益は、市販/配信事業の売上減少により、営業利益は1億6千8百万円(前年同期は6億2千7百万円)となった。また、経常利益は1億6千2百万円(前年同期は5億8千1百万円)、四半期純利益は1億3千2百万円(前年同期は5億7千4百万円)となった。

市販/配信事業は、ゲーム、アニメ作品が堅調に推移したものの、J-POP作品を中心とする配信売上の減少により、事業売上は75億3千3百万円(前年同期比5.7%減)となった。また営業利益は、売上高の減少に伴い、7億4千8百万円(前年同期は11億4千3百万円)となった。

特販/通販事業の売上高は、ビクターエンタテインメントとの業務提携の開始などにより、18億6千8百万円(前年同期比4.1%増)と好調に推移したものの、音源使用にかかる企業向け取引の減少などの影響もあり、営業利益は7億4千万円(前年同期は8億3千2百万円)となった。

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