鹿野 淳主催、音楽メディア人育成所 開設

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鹿野 淳、音小屋

音楽ジャーナリストの鹿野 淳が、音楽に関するメディア人を育てる為の養成所を開設する。

「音小屋」と名付けられた同養成所、開設期間は2012年4月から5月の計6回で、対象は16歳以上。定員は12名と、少数精鋭で有能なメディア人の発掘、育成を目指す。


音楽雑誌MUSICAを発行したり、ROCKS TOKYOなどのフェスやイベントをプロデュースしたり、
ラジオやテレビや各WEBなどで活動をしている、音楽ジャーナリスト:鹿野 淳を中心とした学校を新しく開設します。
生徒は12名、少数精鋭の音楽メディア人育成学校です。
よく言えば濃い、逆に言えば偏ったメディア養成所です。
だから名前は「寺子屋」をもじった「音小屋(オトコヤ)」にしました。

目的は1つ。
「ジャーナリストが育たなくなっているから、本当のジャーナリストを生み出そう」。
素晴らしい音楽アーティストや楽曲と共にエポックメイクを起こしたり、いい種を見つけたらそこに水をザブザブぶっかけてムーヴメントを後押したり、事件を目撃してその熱や衝動を漏らさず音楽ファンに伝えたり、新しい音楽リスナーが生まれる事を想像してヨダレを垂らしたり、アーティストのクリエイトや心情にまで立ち入るインタヴューをすることこそが、音楽メディアの役割だと、音小屋は思っています。
たとえ音楽ライターだろうが、雑誌編集だろうが、WEBメディアだろうが、イベントオーガナイザーだろうが、みんながみんな、そうあるべきだと思っているし、そこまでやらないと音楽メディアの説得力も役割も果たせないんじゃないかな? と特に昨今の音楽不況の中だからこそ強く感じています。
しかし今はそういう気持ちで音楽メディアに携わっている人が極端に少なく、いたとしても実際にそれが表に出たり、ユーザーにちゃんと伝わるようなメディアやジャーナリストやシステムがとても少なくなってしまいました。

本来あるべき偏ったこだわりを持って、雑誌でもネットメディアでもイベントでも何でも奔放に生み出せるジャーナリストが待ってても出て来ないので、この音小屋からそういった才能を発掘できないものかと思い、学校を始めます。
戦力になると思えば、すぐにMUSICAや音楽ジャーナリスト:鹿野 淳の関わっている各メディア、イベントやフェスに登用します。
全部盗むもの盗んで、他のメディアに出て行って勝手に暴れまわりたいならば、それはそれで大歓迎です。

このままでは音楽メディアは死に絶えていくと思います。
でも音楽は今もメディアを必要としています。
何とかしましょう。
そのために「音小屋」を開設します。

鹿野 淳


音小屋概要
期間:2012年4月~5月(全6回)
受講時間:120分(1回)
受講料:24,000円(税込)
会場:株式会社FACT・会議室(世田谷区北沢2-14-16)
参加資格:高校2年生(16歳)以上の方
定員:12名(定員超過の際、選考の場合あり)
募集期間:2012年3月10日(土)まで
※応募方法等、詳細はオフィシャルサイトへ

音小屋オフィシャルサイト
http://www.musica-net.jp/otokoya/

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