広告・取材掲載

広告・取材掲載

音楽データを無断転送、関係者3名逮捕

ビジネス

福岡県警察本部生活保安課および久留米警察署・小郡警察署・柳川警察署は、8日、店内に配備したパソコンに、違法に音楽データを複製し、そのデータを携帯電話機に転送するサービスを行っていた福岡県内の携帯電話販売代理店 2店舗の関係者3人を、著作権法違反の疑いで逮捕(JASRACは本年4月27日付けで告訴)した。

逮捕されたのは、携帯電話販売代理店を運営する法人(本店:久留米市)の代表者と幹部社員2人。

警察の調べによると、関係者らは、楽曲データの複製が可能なソフトをインストールしたパソコンを店内に配備し、来店した客の携帯電話機に転送するサービスを行うために、2011年8月頃から2012年1月頃までの間、それぞれの店舗において、共謀のうえJASRACが管理する楽曲をCDから無断で同パソコンに取り込み、複製権を侵害した疑いが持たれている。

JASRACは、一連の著作権侵害行為が関係者らによって、会社の業務として組織的に行われていたことを重視して、携帯電話販売代理店を運営する法人に対しても処罰を求めている。