JASRAC、違法配信サーバー提供事業者と和解
一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は、10日、違法音楽配信サイト「第③世界」運営者へサーバーを提供していた株式会社エーウォーカーに対する訴訟において、1日に和解が成立したと発表した。
JASRACによると、エーウォーカー社は、同サイトにおける著作権侵害を幇助した責任を認め、同社が運営する携帯電話向け無料ホームページ提供サービス「モバイルスペース」において、今後、「音楽ファイル、動画ファイルのアップロードを禁止する措置」「外部サイトに蔵置された音楽ファイル、動画ファイルへの直接リンクを禁止する措置」「JASRACから著作権侵害サイトに関する通知を受けたときは、すみやかに同サイトに対するサービス提供を停止する措置」「JASRACからの通知によらないで著作権侵害サイトの存在を確認したときは、直ちに自主的に同サイトへのサービス提供を停止する措置」「ユーザーに対して著作権侵害行為の禁止を徹底させるための注意喚起措置」の各措置を実施する約束をしたとのこと。JASRACでは、それを著作権侵害防止のための積極的な努力と認め、今回の和解へといたった。
■一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC):http://www.jasrac.or.jp/
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