「ミュージック・ジャケット大賞」きゃりーぱみゅぱみゅ「もしもし原宿」が大賞に決定
ミュージック・ジャケット大賞実行委員会は、「ミュージック・ジャケット大賞2012」の受賞作品を決定した。
大賞を受賞したのは、きゃりーぱみゅぱみゅのデビューアルバム「もしもし原宿」。口裂け女風のビジュアルは、デザインのため後から書き加えられたものではなく、撮影前に顔に施されたペイントメイクになっている。
準大賞は、Perfume「スパイス」、MAN WITH A MISSION「MAN WITH A MISSION」の2作品が受賞。特別賞は、南波志帆「水色ジェネレーション」が受賞している。
同大賞は、音楽パッケージの魅力の一つであるジャケットの素晴らしさを多くのユーザーに訴求すると共に、CDなどの音楽ジャケット文化の継承と発展を目的として昨年制定。
第2回目となる今回は、2011年4月1日から2012年3月31日に日本レコード協会会員社より発売された国内制作の音楽CD作品(洋楽を含む)を対象に、1次審査では、同協会正会員社のデザイン業務に携わる担当者が自社タイトル以外で秀逸と思われるタイトルを選出し、大賞候補50作品(通常盤)および特別賞候補15作品(限定盤)が決定。続く2次審査では、特設サイト(http://mja.jpn.com)、「Music Jacket Gallery 2012」会場、CDショップの店頭にて一般投票を実施し、投票の結果により受賞作品が決定した。
■きゃりーぱみゅぱみゅ 受賞コメント
デビューの作品がこんな名誉ある賞をいただけるなんてとってもうれしいです!!
いつもジャケットはカワイイだけじゃなくっておもしろさとか不思議さとかが出せるようにこだわって作っています。
この作品作りに関わってくださったスタッフのみなさまに感謝して、これからもみんなでおもしろいものを作り続けていきたいです!
■『もしもし原宿』 アートディレクター STEVE NAKAMURA氏 受賞コメント
「もしもし原宿」のジャケットは、デビューだったので独特なキャラクターを表現できればと思い、表情やメイクで勝負しました。今の世の中には、保守的で一般的な感じよりも、面白いジャケットの方が見た人を元気にできると実感した作品です。
■Perfume 受賞コメント
「ミュージック・ジャケット大賞2012」の準大賞という素晴らしい賞を受賞できて本当に嬉しいです!
私たちは、作品創りで”偶然の奇跡”を信じています。
スパイスでも、私たちとPerfume クリエイターチームとの、それぞれのいろんなアイデアが、幾つも重なって、一つになり、作品が産まれる奇跡を目の当たりにしました。
そんな作品が受賞!Perfume チームみんなに早く伝えたい!なによりもの恩返しです。
本当にありがとうございます!!
たくさんCD はリリースされてる中、1 年も前の曲なのに、選んでいただけて…そして選考が一般投票ということで、見てくださっているお客様が本当に良いと思ってくれたからこそ受賞できたというのが、何よりも嬉しいです。
ん〜最高¥(//∇//)¥
これから始まるアジアツアーに向けて、日本のアーティストとして自信をもって挑めます。
これからも心に届く作品をみなさんにお届けできるよう努めていきます。
本当にありがとうございました!
■『スパイス』 アートディレクター 株式会社トリプルオー 関和亮氏 受賞コメント
この度は大変素敵な賞をいただきまして有難うございます。
Perfume3人の未来に向けたイメージを「窓」というキーワードで制作していきました。
3人の関係性や表情にこだわった作品です。手にとった人がハッピーになるように心がけました。
明るい未来に向かって。
■ジャン・ケン・ジョニー(MAN WITH A MISSION)受賞コメント
コノ度ミュージックジャケット大賞2012 ノ準大賞ヲ受賞シタオオカミコトMAN WITH A MISSIONデアリマス。栄エアル賞ヲ頂キマシタ事、誠ニ恐縮デアリ光栄ニ存ジ奉リマス。
自分達ニトッテノファーストフルアルバム、非常ニ思イ入レモアル本作品デコノ賞ヲ頂ケタ事ニツキマシテモ、嬉シイ限リデアリマス。平素ヨリ応援シテ下サッテイル皆様、関係者各位、スタッフノ皆様ニオキマシテハ感謝ノ念デイッパイデス。トリワケ、本作品ノジャケットノ撮影ヲ担当シテ頂イタカメラマンノ小林伸行氏、デザインニ携ワッテ頂イタ大藤詩織氏ニ格別ノ謝辞ヲ申シアゲタイト思イマス。皆様、本当ニアリガトウゴザイマシタ!
■『MAN WITH A MISSION』 デザイナー 株式会社エッグマン 大藤しおり氏 受賞コメント
この度は準大賞を受賞させて頂きまして本当にありがとうございます。MWAMファンの皆様、並びに投票してくださった皆様、関係するすべての方々に、この場をかりて感謝いたします。ありがとうございました。メンバー自身のディレクションの元、彼ら自身の貴重なメジャーデビュー作品に携われたことは何にも代え難い経験となりました。
今回の受賞をきっかけに初めて知ったという方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、様々なジャンル・テイストの曲がぎっしり詰まった濃厚な一枚、かなりオススメです。これを機にぜひ一度聞いてみてください。そしてアートワークの裏に込められたメッセージに思いを馳せて頂ければ幸いです。
■南波志帆 受賞コメント
この度、このような名誉ある賞をいただき、光栄に思っております。
データで音楽が買える、CD がなかなか売れないと言われている時代ですが、わたしはやっぱりパッケージで買う音楽が好きです。
なぜなら、パッケージは、作り手の思いがこもった音楽を、受け取る人のことを考えながら大切に大切にプレゼント包装をするような、そんな役割を担っていると思うからです。
だから、パッケージにはこだわっていきたいですし、そこを含めてひとつの作品だと思っています。
この「水色ジェネレーション」は、アートディレクターの吉田ユニさんと初めてコラボした思い出深い作品です。
この作品をきっかけに、ユニさんは南波志帆ワークスには欠かせない大切な存在となりました。
吉田ユニさん、そしてまわりの優秀なスタッフの方々とみんなで作り上げてきた作品を、このように評価していただいたことで、すごく自信に繋がりました。
本当にありがとうございます!
■『水色ジェネレーション』 アートディレクター&デザイナー 吉田ユニ氏 受賞コメント
水色ジェネレーションは私が初めて南波志帆さんとコラボさせていただいたものです。ひとりでも多くの人にこの作品を聞いてほしいと同時に、このCD 自体もずっと持っていたくなるようなものを目指し、子供から大人に移り変わり自分と向き合うことというようなコンセプトも含めてデザインしました。
このような賞をいただけてさらに思い入れの深い作品になりとても嬉しく思っています。そしてこのジャケットを実現させるために関わってくださった多くのスタッフの方々にも感謝しています。
ありがとうございました。
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