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関係者約1,600人が列席、音制連NEW YEAR PARTY開催

ビジネス

音制連2013

1月15日、東京渋谷区・セルリアンタワー東急ホテル ボールルームにて、一般社団法人日本音楽制作者連盟(音制連、FMPJ)の新年懇親会が開催された。

今年は昨年を上回る約1,600人もの業界関係者が列席した同会は、テレビ朝日 竹内由恵アナウンサーの司会でスタート。音制連の大石征裕理事長、日本音楽事業者協会の尾木徹会長の順で挨拶が行われ、コンサートプロモーターズ協会の中西健夫会長の発声に合わせ乾杯が執り行われた。

お馴染みとなっている中締めでの、菊地哲榮常務理事の応援エールには、会場全体から大きなかけ声と盛大な拍手が送られ、2013年の業界全体の発展が願われる中、閉会を迎えた。

大石征裕理事長

「昨今、業界がシュリンクしたと言われているが、現在状況としては、1988年の売上高と同じになっており、改めて原点回帰ということで、業界全体で頑張っていきたい。2013年はガラパゴス化からの脱却が現実となり、グローバル化の中で、実質的な展開が果たされていく元年となるだろう。それをチャンスとし、しっかりとした音楽を作り、新しいアーティスト、新しいスタッフの育成も含め、日本の音楽業界を盛り上げていきましょう。」
(音制連 大石理事長)

尾木徹会長

「2012年は、音楽業界から叙勲及び褒章の受賞者が多く出た年でもあり、東日本大震災の支援事業、違法ダウンロード罰則規定の立法化、Sync Music Japanの活動等を経て、より業界の絆が高まった年でした。今年は、総務省の主導により、経済産業省、財務省含め、日本のコンテンツの海外展開促進において、過去に例のない支援が予想されている。まずはアジアでの展開を中心に世界への取り組みを行い、経済的にも文化的にも、一丸となって真に豊かな国を目指していきましょう。」
(日本音楽事業者協会 尾木会長)

中西健夫会長

「コンサート事業において、2012年は動員数が3,000万人を突破し、4人に一人がライブ、コンサートへ足を運んでいるという、ポピュラリティのあるエンターテインメントへと発展した状況となった。売上においても、グッズの販売を入れると3,000億円に迫ることが予想され、音楽業界はまだまだ可能性がある。音楽に限らず、各関連団体とも力を合わせながら、音楽の力・音楽の素晴らしさを改めて信じ、日本のエンターテインメントをもっと盛り上げていく方法を考えていきましょう。」
(コンサートプロモーターズ協会 中西会長)

菊地哲榮常務理事
(エールを行う菊地常務理事)


■一般社団法人日本音楽制作者連盟http://www.fmp.or.jp/