ピーター・バラカン×榎本幹郎『音楽ファンの未来、音楽放送の未来~音楽の新しい楽しみ方~』開催
ピーター・バラカン氏と榎本幹郎氏を迎えてのイベント『音楽ファンの未来、音楽放送の未来~音楽の新しい楽しみ方~』が、1月23日(水)、スパイラルB1F、CAYで開催された。
ピーター・バラカン氏と榎本幹郎氏、NPO 法人ミュージックソムリエ協会 代表 鈴木健士氏が登壇してイベントがスタート。ラジオの聴取時間が特に若い人の間で減少傾向にある現状を踏まえた上で、榎本氏よりPandoraやSpotifyを実際に扱いつつ、その概要が説明される。
Pandora独自のレコメンデーション・エンジン「ミュージック・ゲノム・プロジェクト」やSpotifyのフリーミアムなビジネスモデルやプレイリストのシェアについては、Musicman-NET上の榎本氏の連載『未来は音楽が連れてくる』で概要は詳細に説明されているが、ピーター・バラカン氏の的確な質問を交えつつ、実際に画面を使って説明されるとよりわかりやすい。
Radikoとpandoraをあわせたような「iHeartRadio」の説明や、アメリカにおけるPandora・Spotiyとラジオの関係性について語られる中で、昨年9月にInterFM 執行役員に就任したピーター・バラカン氏は「自分で選曲して自分の言葉で語るディスクジョッキーを育成したい」と抱負を語った。
その後、SpotifyやPandoraの日本進出の可能性、時期についてや、音楽業界やメディアに与える影響などが語られた上で、榎本氏は「今後はまず音楽を聴く文化を再構築していく必要があるのでは」と語った。
SpotifyやPandoraといった音楽ストリーミング配信サービスという業界内でも注目の話題ということもあり、会場内は150人近い業界関係者で立ち見が出るほどの大盛況で、会場からも興味深い質問が寄せられていた。
※尚、このイベントについては、後日詳細にお届けする予定です。
【関連リンク】
■Musicman’s RELAY 第96回 ピーター・バラカン氏
■榎本幹郎氏 特別連載企画『未来は音楽が連れてくる』
■NPO 法人ミュージックソムリエ協会
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