JASRAC 「戦時加算」解消の活動本格化
日本音楽著作権協会(JASRAC)が、戦時加算義務の解消を求める活動を本格化させている。
昨年9月に特設サイトを開設しており、2月25日には、JASRAC都倉俊一会長が岸田文雄外務大臣と面会、戦時加算の対象となる関係諸国(15ヶ国)との権利是正を働きかけるよう要請した。
戦時加算とは、戦時に相当する期間を通常の著作権の保護期間に加算することで、戦争により失われた著作権者の利益を回復しようとする制度であり、現在、戦時加算が行われている国はサンフランシスコ平和条約により、日本だけとなっている。
(画像:JASRAC HP内 戦時加算義務解消特設サイトより)
特設サイトでは、戦時加算について、戦時加算の問題点、戦時加算問題の解決に向けた最近の活動等について説明している。
■JASRAC:http://www.jasrac.or.jp/
■JASRAC内特設サイト:http://www.jasrac.or.jp/senji_kasan/index.html
■都倉俊一JASRAC会長 Musicman-NETインタビュー:http://www.musicman-net.com/relay/89.html
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