Avid、数倍の処理能力を提供する「Pro Tools 11」を発表

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米国時間2013年4月7日、Avid Technologyは2013 NAB Showにて、デジタル・ワークステーションのメジャー・アップグレードである「Avid Pro Tools 11」を発表した。

Pro Tools 11とPro Tools HD 11は、2013年第2四半期後半にAvid販売代理店およびオンラインAvid Storeにて販売予定。

最新版の新機能は以下の通り。

完全に一新されたオーディオエンジンのデザインと64ビット・アーキテクチャ
・新たなAvid Audio Engine:ハードウェアの構成が同じ状態でPro Tools 10と比較すると数倍の処理能力を提供。
・64ビット・アーキテクチャ:バーチャル・インストゥルメントの同時使用可能数を指数関数的に増加させると共に、複雑なセッションの使用も可能。
・オフラインのバウンス作業:ミックス時間が最大でリアルタイムの150倍にスピードアップ。
・低レーテンシー入力バッファ:プラグインのパフォーマンスを阻害することなく、録音時のモニタリングにて超低レーテンシーを保証。
・ダイナミックなホスト処理:必要に応じて処理リソースを継続的に再割当てするため、使用可能なプラグイン数を最大限まで拡大。

拡張されたメーター機能
・規格対応:ビルトイン・メーターの基準値の種類が増え、ピークおよび平均値からVU及びPPMまで、世界各地の放送規格に対応。
・ゲイン・リダクション:各チャンネルのダイナミックス・プラグインのゲイン・リダクションを表示。

ダイレクトなHDビデオのワークフロー
・Avid Video Engine搭載:Media Composerと同じコアエンジンを搭載しており、Avid DNxHDなど幅広いHDビデオフォーマットをトランスコードすることなくPro Tools のタイムライン上で直接的に再生・編集が可能。
・ビデオ・インターフェースのサポート:DNxHDおよびQuickTimeのメディアをAvidNitris DX、Avid Mojo DX、その他の対応機器を通してモニター可能。


アビッド テクノロジーwww.avid.com/jp

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