JASRAC、審決取消訴訟判決に対し上告へ
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、本日、東京高等裁判所が11月1日に言い渡した審決取消訴訟の判決に対し、上告の提起及び上告受理の申立てを行った。
上記審決取消訴訟は、公正取引委員会がJASRACに対する排除措置命令を取り消す審決を行ったことを受け、イーライセンスが同委員会に対し本件審決の取消しを求めて提起したもの。東京高等裁判所は、本件審決の認定は実質的証拠に基づかないものであり、その判断にも誤りがあるとして取り消す判決を言い渡した。
JASRACは、イーライセンスに原告適格(訴えを提起して判決を受けることができる資格)が認められないことと、仮に原告適格が認められたとしても本件審決の事実認定は証拠調べに基づく合理的なもので取消事由がないことの2点を主張していた。
■日本音楽著作権協会(JASRAC):http://www.jasrac.or.jp/
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