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コロムビア、平成26年3月期第3四半期連結業績を発表

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日本コロムビアは、3日、平成26年3月期第3四半期の連結業績を発表した。

連結売上高は、103億3百万円(前年同四半期に比べ6.3%減)と増収となった。これは主に、市販/配信事業において、アニメ関連作品は堅調に推移したものの、前年同期好調だったゲームソフトの反動による減収が大きかったこと、通販会社向け商品の売上が減少したことなどによるもの。

損益は、市販/配信事業において、次世代のヒットアーティスト創出に向けた先行投資を積極的に実施したこと、また特販/通販事業において新規顧客獲得のための積極的な販売促進活動を行ったことなどにより、営業利益は1億3千9百万円(前年同四半期は営業利益4億9千6百万円)となった。また、経常利益は1億4千2百万円(前年同四半期は経常利益4億7千2百万円)、四半期純利益は1億2千4百万円(前年同四半期は四半期純利益3億6千4百万円)となった。

同社グループは今後、音楽、映像関連業界の厳しい環境下において、音楽制作を中心とした市販/配信事業、制作した音源を活用した特販/通販事業および両事業から派生する新規事業に経営資源を集中することにより、さらに事業効率を高め、収益性を向上させていく。2014年1月には、アーティストのキュレーション(Curation)および発信(Communication)力を強化するため、組織改革を実施。従来の「A&R 本部」、「宣伝本部」および「新規事業統括部」を統合し、「A&C 本部」として新設。これによりアーティストの育成強化と新曲のヒット創出に総力をあげて取り組んでいく。これに伴い本部内には「ユニット制」を導入し、独立採算制と柔軟な組織運営の両立を図っていく。
 


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