MPA、MIDEMでプレゼン＆ワークショップ開催

ビジネス

2014年2月3日 18:15

2月1日よりフランス・カンヌで開催されているMIDEM（国際音楽産業見本市）において、MPA（日本音楽出版社協会）がジャパン・スタンドを出展し、プレゼンテーションおよびワークショップを実施した。

1992年以来、23回目の今年の出展は昨年に続きJETRO（独立行政法人日本貿易振興機構）との共同出展（今年で10回目）。初日に行われたプレゼンテーションは、「“KARAOKE & PACHINKO” How the song writers are paid!」というテーマで谷口MPA会長司会のもと、欧州任天堂のJusten Bradley氏、京楽産業ホールディングス藤井正則氏、日音のジョニー・トンプソン氏を交えて実施された。約1時間のプレゼンテーションでは、世界にマーケットを拡大する日本発のエンタテインメントと音楽市場に関する最新情報の紹介が行われ、多数のバイヤーが詰めかけた。

2日目のワークショップ「MPAJ Song Pitching Workshop」は、第1部で日本のマーケットへの進出を目指す海外のアーティスト、楽曲をワークショップ内で試聴、世界各国の業界のエキスパートがマーケット開拓へのアドバイスを行った。

第2部は海外マーケットへの進出を目指す日本のアーティストや楽曲のためのセッションが実施された。大竹MPA副会長の進行のもと、ゲストスピーカーにはフジパシフィック音楽出版の朝妻一郎氏、ユニバーサルミュージックの佐藤宙氏、ライブ・ネーション・ジャパンのフランク竹下氏、CreaminalのClement Souchier氏、Cooking Vinyl GroupのMartin Goldschmidt氏、PeermusicのMary Megan Peer氏が出席した。

USTREAMで生中継された同ワークショップの模様は、アーカイブが後日MPAウェブサイト上にて公開予定とのこと。

MPA MIDEM2014
※MPAウェブサイトに掲載されている現地の様子