良質の音楽を体験する「音のサロン」開催、島田奈央子氏が登壇
2014年3月19日、東京・千代田区立日比谷図書文化館スタジオプラス(小ホール)において千代田区民講座「第7回 音のサロン」を開催した。
第7回目の今回は、「女子ジャズ ~新しいジャズの聴き方・楽しみ方~」をテーマに、音楽ライターの島田奈央子氏を講師に迎え、日比谷図書文化館の岩渕副館長とのトーク形式で展開した。
会場では、ジャンルの枠にこだわらない島田氏らしい“サムシング・ジャジー(ジャズっぽい音楽)”な選曲による楽曲を「朝起きた時」「休日のランチタイム」「春の曲」等のテーマに分けて楽しんでもらい、満席となった本イベントは2人のトークと再生音によって大盛況のうち終了した。
この「音のサロン」は、「良質の音楽を良質の環境で体験する場の提供」を目的とし、千代田区立日比谷図書文化館、一般社団法人日本オーディオ協会、一般社団法人日本レコード協会の共催により、年4回開催するもの。
パソコンやインターネットの普及などによる、様々な「デジタル化社会」の中、音楽視聴をめぐる環境も多様化し、若年層を中心に在宅時でもデジタルオーディオプレーヤーやスマートフォンなどからイヤホンやヘッドホンで聴くスタイルが主流となってきた。一方で音楽は、スピーカーからの空気振動を肌で感じながら楽しむことで、その感動はイヤホンやヘッドホンに倍するものがあり、この「音のサロン」ではCD等を民生用のオーディオ機器で再生し、その「良さ」を改めて体験いただけるイベントとなっている。
なお、次回(第8回)は、同会場で「高音質ハイレゾ音楽」をテーマに6月11日に開催予定。
■日本レコード協会:http://www.riaj.or.jp/
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