タワーレコード、モバイル決済のSquareを音楽イベント物販でPOSレジとして利用開始
モバイル決済のSquareは、タワーレコードがCDやDVD販売を担当する年間3,000のライブやコンサート会場において、SquareをPOSレジとして導入したと発表した。
今回Squareを導入することにより、低コストかつ現金と同程度の対応時間でクレジットカード決済が可能となる。また、事前にPOSレジアプリ「Square レジ」に商品を登録し、バーコードスキャナおよびプリンターとセットで利用することにより、リアルタイムで商品ごとの売上状況も把握できる。
またタワーレコードは、日本国内では初めてSquareのAPI「Square Connect」を利用。「Square Connect」は、Squareレジに記録されているデータを抽出するためのAPIで、基幹系POSに登録する取引データを最適なデータ構成で容易に抽出することができる。
タワーレコード株式会社 店舗運営本部 高橋雄也氏
「昨年から数回Squareを試験的に利用し、指でのサインや行列解消に貢献したことからお客様に大変好評で、今回、イベントで使用するPOSレジとして全面導入することを決めました。非常にシンプルで使い勝手がよく、アルバイトの販売スタッフに使い方を教えるのも他のモバイル POSレジのトレーニングに比べて半分程度の15分で済みました。Squareを導入後、現金の持ち合わせがないけれど商品を買いたいというお客様が増え、売上も10%程度増えました。まずは渋谷店が担当しているイベントを皮切りに、難波店など全国で利用を拡大していきたいと考えています」
Squareは、2009年に設立、本社をサンフランシスコに構え、現在米国とカナダ、日本でサービス提供している。
■Square:http://squareup.com/jp
■Square Connect(英語):https://connect.squareup.com/
■TOWER RECORDS ONLINE:http://tower.jp/
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