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Cabosを搭載したPCを販売、著作権侵害で初めて幇助者を告訴

ビジネス

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香川県警察本部生活安全部生活環境課及び香川県高松東警察署は、本日、ファイル共有ソフト「Cabos」を使用してインターネット上に音楽ファイル等を公開していた徳島県鳴門市在住の女性(35歳)及びこれを幇助した同市在住の男性(39歳)を、高松地方検察庁に送致しました。

この女性は、「Cabos」を使用して、JASRACの管理楽曲を含む音楽ファイルを無断でインターネット上に公開し、不特定多数のユーザに対して送信できるようにして著作権(公衆送信権)を侵害していたこと、また、この男性は、女性に「Cabos」をインストールしたパソコンを販売し操作方法を教えていたこと等から、JASRACは6月10日にこの2人を告訴していた。

JASRACが、ファイル共有ソフトによる違法アップロードの幇助者を告訴したのは初めて。

警察の調べによると、この女性は5年位前より男性が経営する家電販売店で購入したパソコンで「Cabos」を利用するようになり、同ソフトを使って入手した約2,000件の音楽ファイルを保存していたことが判明している。また、この男性は、パソコンを販売した後、女性から「Cabos」が正常に動作しないとの問合せに応じて同ソフトの再インストール等を行っていた。


日本音楽著作権協会(JASRAC):http://www.jasrac.or.jp/