サイバーエージェント、音楽ストリーミングサービス参入を示唆
24日、サイバーエージェントの藤田晋代表は2014年9月期第3四半期の決算説明会において、同社が音楽ストリーミングサービス事業を検討していることを明らかにした。
今回同社は大規模な構造改革を実施、「Ameba」事業から800名が成長分野へ異動となり、その成長分野での新規事業に音楽事業が含まれている。藤田氏はスマートフォンと音楽の親和性、そして欧米の「Spotify」や「Beats」を例に出しながら、音楽ストリーミングサービスの構想を示唆し、海外とは事情が違う日本の音楽産業にあわせた展開が必要とした。
同社広報によると、まだ具体的な内容を発表できる段階ではないとのことだが、楽曲の使用に関し音楽業界との交渉には入っているという。
海外音楽ビジネスでは、CDやダウンロードモデルから音楽ストリーミングの「アクセスモデル」への構造転換が急速に進行しており、それが独自の音楽産業構造を持つ日本国内で今後どのように進行していくのか、動向に注目が集まっている。
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