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グレースノート、新CEOに米TRIBUNE MEDIAのJohn Batter氏を任命

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2014年8月25日(米国現地時間)、Tribune Media Company(OTC:TRBAA)はグレースノートの新しい最高経営責任者(CEO)及びTribune Mediaのエグゼクティブ・バイスプレジデントとして、John Batter氏を指名したことを発表した。

テクノロジーとエンターテインメントの両分野で傑出した実績を有するBatterは会社組織を指揮するとともに、グレースノートの中核事業である音楽・TVのメタデータビジネスの成長を加速させ戦略的方向性を定めていく。

2014年9月2日付けで就任し、Tribune Media のCEO であるPeter Liguori氏の直属となる。

Tribune MediaのCEOであるPeter Liguori氏は「我々はメタデータビジネスの発展と成長に注力するにあたり、ビジネスのグローバル化を推し進める実績と経営能力を兼ね備えた人物をCEO に迎えようと決めました。オンデマンド・ストリーミングサービスと、製作経験をベースにしたゲーム分野における彼のデジタルビジネスでの実績は、グレースノートを未来へと導く役割に適任だと確信しました。新興のプラットフォームやプレイヤーの存在、そしてメタデータがエンターテインメント体験に根本的な変化をもたらす役割を担うものであることなど、彼はビジネスの本質を深く理解しTMS の顧客であるM-GO に在職中から様々な実績をあげてきました」とコメントしている。

Tribune Mediaは、世界各地のテレビ・音楽分野のカスタマーの要請に応えるべくメタデータビジネスの拡大に注力している。2014年2月、Tribuneは世界規模の音楽リーダーであるグレースノートを買収し、音楽、自動車インフォテインメント分野、そしてテレビの世界市場に参入した。北米、南米、欧州におけるEPG及びTVデータの最大提供社であるTribune Media Services(TMS)とグレースノートは経営統合し、What’s-ONの買収により、そのEPG の提供範囲を今後はインド、中東、そしてアジアの一部へと拡大していく。

新CEOのJohn Batter氏は「Tribuneによる買収後、グレースノートはエンターテインメントデータ産業の推進役として浮上し数多くのテレビ・音楽関連プロダクトやサービスを支える存在となりました。デバイスやエンターテインメントサービスが今後ますますユーザーに繋がりパーソナル化されることを考慮すると、グレースノートのメタデータの重要性は明確なものになってくるでしょう。世界中の新しいサービスや機能への採用を目指し、データ技術の進化を強化するという新しい局面において、優秀なチームであるグレースノートの一員となることはまたとない機会だと思っています」とコメントしている。

John Batter氏は直近では、テクニカラーとドリームワークス・アニメーションのジョイントベンチャーである映画・テレビのデジタルストリーミングサービス「M-GO」のCEOとして、コンシューマー・エレクトリック分野のトップ企業とパートナーを組み、主要なTVネットワークやハリウッド・スタジオとコンテンツ契約を結ぶなどの実績をあげている。M-GO以前は、ドリームワークス・アニメーション製作部門のトップを務め、ワールドワイド製作、ポスト・プロダクション、技術、スタジオファイナンス部門を統括した。過去には、エレクトロニック・アーツ(EA)社で指導的な役割を担い、モバイル・スタジオグループのゼネラル・マネージャーを務めた。
 


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