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音楽配信WASABEAT運営のTDMS、エクシング他より資金調達 新事業で海外展開へ

ビジネス

 24日、音楽配信サービス「WASABEAT」を運営するトウキョウ・デジタルミュージック・シンジケイツ株式会社(Yong-Bo Bae代表、以下 TDMS)は、株式会社エクシング、PE&HR株式会社の運用ファンド、IMJ INVESTMENT PARTNERS Pte.Ltd.を引受先とする第三者割当増資を実施し、資金調達を行ったことを発表した。

 TDMSは、世界的ムーブメントとなっているEDMなどのクラブミュージックに特化したダウンロード型の音楽配信サービスWASABEATを2007年より運営しており、現在90万曲を超える楽曲データベースを構築。国内外の多くのDJやコアミュージックファンをユーザーとして抱え成長してきた。

WASABEAT トウキョウ・デジタルミュージック・シンジケイツ TDMS Yong-Bo Bae
▲TDMSが運営するWASABEAT

 今回の資金調達実施により、WASABEATの基盤強化の他、現在保有するデータベースとユーザーを活かしながら、インディレーベルやアーティストをサポートする新たなサービスプラットフォーム開発に着手、そしてそれらのサービスをグローバルで展開するマーケティングを行う予定とのこと。

 また、あわせて行う社内開発体制の強化にあたり、まずWASABEATのウェブシステム開発を支えるユニバ株式会社より小松 純氏(ファウンダー/チーフエンジニア)をCTOに迎え入れる。

WASABEAT トウキョウ・デジタルミュージック・シンジケイツ TDMS Yong-Bo Bae
【TDMS代表 Yong-Bo Bae氏コメント】
TDMSは、WASABEATのサイト運営を通じて築いた1万を超える世界中の音楽レーベルやアーティストとのコミュニケーションの中で得られた理解と経験から、従来のクローズドなストアとその運営では実現できない様々な課題が現在の音楽業界にはあると感じてきました。

その課題へのアプローチとして、アーティストや音楽レーベルにより近い位置から彼らの活動やビジネスをサポートする斬新なサービスを創り上げる事を考えています。

そしてあらゆる音楽のトレンドの源であるクラブミュージックとカルチャーに軸足を置きつつも、より広いジャンルに視点を向けながら、新しい世代の音楽と作り手であるアーティスト、そしてそれをサポートするレーベルなどのコミュニティーと密接な関係を作りつつ、アートとしての「音楽」とその貪欲な「ファン」との出会いを創造する唯一無二なグローバルカンパニーを目指します。

また、今回の増資、新規事業展開にあたってTDMSでは新規スタッフを募集している。

TDMS「音楽配信サービスのWebディレクター、WEBエンジニア」募集ページ(Musicman-NET)

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