阪神コンテンツリンク、エス・アイ・ピーからサウンドスキャン事業を承継
エス・アイ・ピー(以下SIP)と阪神コンテンツリンク(以下HCL)は、SIPの運営するサウンドスキャン事業を2014年12月31日付でHCLに譲渡することで合意し、事業譲渡契約を締結したことを発表した。
SIPは、1995年に米国ニールセン・サウンドスキャン社と提携し、日本用にカスタマイズした「サウンドスキャンジャパン」システムを用いて、CD・ビデオ販売店や家電量販店、Eコマース各社における音楽・映像ソフトのパッケージセールスデータ(POSデータ)をもとに国内音楽市場の情報分析を行い、セールスチャートを含む多種多様なデータを提供している。
また、HCLは、Billboardブランドの日本における独占的マスターライセンス(ライセンサー:プロメテウス・グローバル・メディア)契約を締結し、2007年に東京・六本木と大阪・西梅田に「ビルボードライブ」を開業したほか、翌2008年には独自の複合型チャート「ビルボードジャパンチャート」の提供を開始するなど、同ブランドの国内展開を進めている。
2015年1月1日以降は、HCLが「サウンドスキャンジャパン」システムに関するSIPの全業務を承継し、従来以上に付加価値の高いサービスを提供していく。
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