CODA 日本の権利者団体としてTCRPを取得、著作権侵害対策が迅速に
一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は、平成26年11月中旬、Google. Inc.(以下、グーグル)が提供するTrusted Copyright RemovalProgram for Web Search(以下、TCRP)パートナーとして承認を得たことを発表した。
TCRPとは、正確な通知を提出していることが証明されている著作権者等が、承認されると提供を受けることができる削除ウェブフォーム(ウェブ検索における)の提出を容易にするプログラムである。
CODAでは、これまでインターネット上で発生している著作権侵害への対策として、関連機関と連携を図りながら多様な対策を講じてきた。この度CODAがグーグルのTCRPパートナーとして認められたことにより、権利者により明らかな著作権侵害が確認されている複数のURLについて、検索結果への表示停止申請を迅速かつ大量に行うことが可能となった。申請が承認された場合は速やかに、当該URLはグーグルの検索結果に表示されなくなり、同検索を通じての著作権侵害コンテンツへのアクセスは不可能となる。
今後、CODAでは、以前より取り組んでいるUGCサイト等への削除要請通知等による直接的対応だけでなく、権利者との協力により収集した情報を元に、TCRPを活用した検索結果への表示停止申請等の間接的対応も行い、多方面から著作権侵害対策を進めていく。
なお、この取組は経済産業省の委託事業の一環として行われた。
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