USEN、ストレスチェック義務化でメンタルヘルス対策支援ASPサービスを販売開始
昨年6月に衆議院本会議で可決・成立した労働安全衛生法の改正に伴い、従業員50人以上の事業場に対してストレスチェックや医師による面談などが義務付けられる。USENはこの改正を受け、メンタルヘルス対策に向けたASPサービス「こころの保健室」の提供を2月5日より開始する。
「こころの保健室」では、インターネット上に、メンタルヘルスに特化した自社専用のポータルサイトを構築。厚生労働省の指針や法令に沿った、ストレスチェック・疲労度チェックや、坂元 薫教授(東京女子医科大学病院)が監修した学習プログラムが含まれており、総合的なメンタルヘルス対策を推進することができる。
同サービスは、企業の規模や予算に応じてカスタマイズすることが可能。社員それぞれにIDが割り当てられ、ストレスチェックの実施状況や、アクセス状況も一元管理することがきるので、運用負担の軽減も期待できる。
年額費用は、1IDにつき1,800円。インターネット環境があれば導入することができ、PC、スマホ、タブレットのマルチデバイスに対応している。
また、同社が2013年より提供しているオフィス向け音楽放送サービス「Sound Design for OFFICE〜働く人のメンタルバランス・ミュージック〜」とあわせて提案することも検討されている。初年度は、100社・3万IDの導入、1億5千万円の売上を目指す。
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東京女子医科大学病院 坂元薫教授「精神科の病気はセルフケアで予防することが重要。音楽で心を治療する、予防する取り組みに大変期待している」
こころの保健室
http://kokoro-mental.com/
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