ジャパン・スリーブ、静岡島田市に新工場設立

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CDやDVDなどのジャケット/パッケージ印刷を手がけるジャパン・スリーブは、静岡県島田市に新しく工場を設立した。

約37億円を投じて作られたという新工場「島田プロダクションセンター」は、国内外のトップアーティストの多くのCDパッケージ等の印刷を担う施設になるとのことで、竣工式が4月10日に執り行われる。

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ジャパン・スリーブ社 金井彬代表コメント
当社は、今をときめくトップアイドルグループを含め、国内外のトップアーティストのCDジャケットやパッケージの印刷を委託して頂いてきました。近年、音楽配信や違法ダウンロードの増加により、パッケージソフトを取り巻く環境は厳しくなりつつあります。しかし、限定盤や特典盤を中心として、製品に高付加価値を与える特殊パッケージの印刷を通じて音楽業界に活気を与えていきたいとのメッセージも込めて、当社設立以来、最大のプロジェクトとなる新工場の設立に踏み切りました。
世界初の導入となる独ハイデルベルグ社製の新印刷機「XL106 10PL Dry Star LED UV」により、音楽ファンやアーティストが求める高付加価値の特殊パッケージの印刷を高速で行えるために大幅に生産能力が向上し、顧客ニーズの変化へより迅速に対応できるようになります。また、焼津市にあった旧工場の約3倍の規模となる新工場では、保管スペースの確保や地震や津波への対策という課題も解消されます。
静岡県島田市における雇用創出にも貢献させて頂くことにより、これまで以上に地域密着型の企業としての活動も行って参りたいと考えております。

ジャパン・スリーブ新工場「島田プロダクションセンター」
所在地:静岡県島田市大草492-1
従業員数:198人
敷地面積:32,204㎡(9,742坪)
延床面積:14,891㎡(4,505坪)
投資金額:合計3,665,813千円
 


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