2014年ライブ市場、売上・公演数共に大幅増 ACPC調べ
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(ACPC)は、2014年のライブ・エンタテインメントの市場規模・動向を表す、「基礎調査報告書」と「基礎調査推移表」を公開した(調査期間:平成26年1月1日~12月31日)。
同データによると、公演数、入場者数、売上額、著作権使用料額全てにおいて前年を上回る結果となり、ライブ・エンタテインメント市場が依然として成長し続けていることを如実に表す結果となった。中でも、公演数においては前年比約25%のアップと、大幅な増加を示した。
公演数 :27581(前年比125.5%)
動員数 :4261万5431人(同109.7%)
市場規模:2749億円(同118.6%)
※データはACPC正会員社を対象とした調査結果(日本全体のライブ・エンタテインメントの市場規模とは異なる)。
また、公演の多い地域としては、関東が10,873件(前年比136.7%)、近畿6,057件(同123.4%)、東海2,480件(同119.7%)となった。会場規模別の公演数では、特に「野外公演」が国内アーティストの場合前年比173.2%、海外アーティストが680%と大幅な増加となった。
より詳細なデータは、ACPCのウェブサイトにて公開されている。