ビルボードジャパンチャートにYouTubeの再生回数を合算、チャート解析サービスも新たにスタート
日本におけるビルボード・ブランドのマスター・ライセンスを保有する阪神コンテンツリンクは、複合チャート「Billboard Japan Hot 100」にYouTubeの再生回数およびストリーミング数を新たに加え、6月3日より提供を開始する。
これまでBillboard JAPAN Hot 100は、パッケージ実売データをもとにした全国推定売上枚数、ダウンロード回数、ラジオ放送回数、PCでCDを読み込む際のLook Up回数、アーティスト名のツイート数の5指標により制作していた。
これに加え、YouTubeは、ニールセンを通じて国際標準コードであるISRCの登録された動画の再生回数のみを抽出し、国内における再生回数をカウント。ストリーミング数は、シンクパワーが運営する歌詞表示サービス「プチリリ」による歌詞表示回数を通じて国内のストリーミング数を推定する。
さらに、これまでアルバムチャートはパッケージセールスのみで制作していたが、パッケージに紐づくダウンロード数と、グレースノートによるアルバム盤のデータベースアクセス数の2指標を加える。
そして、これらの複数のデータの関連性を示すため、チャート解析サービス「CHART insight」をフリーミアムで開始する。6月3日にPC版の提供を開始、6月下旬にスマートフォン版の提供を開始する予定。
利用料金は、CHART insight pro(個人会員)は月額300円(税別)、CHART insight biz(法人会員)は月額20万円(税別)で、CHART insight proは2015年7月末まで無料で利用することができる。なお、1~20位までの順位など、一部のサービスはその後も無料で利用することができる。
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