オリコン第1回『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』発表、『⺠王』が4部門独占
オリコンのグループ会社で、出版事業も⼿がけるoriconME発⾏の週刊エンタテインメントビジネス誌「コンフィデンス」主催のもと、主な国内ドラマを対象に有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する、第1回『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』が発表された。
栄えある第1回の作品賞には、現職総理⼤⾂と出来の悪い息⼦の⼼と体が⼊れ替わるという、作家・池井⼾潤の⼈気⼩説を、深夜枠でドラマ化した『⺠王』が選出。さらに『⺠王』は、遠藤憲一・菅⽥将暉が「主演男優賞」、高橋一⽣が「助演男優賞」、脚本家・⻄荻⼸絵が「脚本賞」にそれぞれ選ばれており、4部門独占となった。
主演⼥優賞は『探偵の探偵』で、新境地といえるダークヒロイン役に挑戦した北川景⼦。助演⼥優賞は『ど根性ガエル』に登場するキャラクター・ピョン吉を、声のみで⾒事に演じきった満島ひかりが選出された。また、審査員投票のみで決定される新⼈賞には、『表参道高校合唱部!』の主演で、新⼈らしいまっすぐな演技と存在感が評価された芳根京⼦が選出された。
2015年7月期の地上波ドラマとWOWOWの23作品を対象とした第1回の発表部門は、作品賞をはじめとした全7部門。ドラマに関連する有識者およびマスコミのドラマ・テレビ担当者による審査員投票(審査会は10月上旬に開催)と、オリコン グループの調査システム「オリコンモニターリサーチ」の登録者を対象とした視聴者満⾜度調査「オリコンドラマバリュー」をもとに集計した。
第1回『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』受賞を受けての関係者のコメント
主演男優賞:俳優・遠藤憲一「民王」
賞をいただくなんてことはそうそうなく、まして今回は菅⽥くんとのW主演で獲れたことをうれしく思います。1つのクールと言っても、たくさんの作品があり、しかも今回は深夜枠。出演されている役者さんみなさん素晴らしく、めったに⽣まれない作品だったと思いますし、そういった作品で賞が獲れて感謝感激です。
主演男優賞:俳優・菅田将暉「民王」
ドラマで賞をいただくことは1つの目標でもありましたし、しかも遠藤さんとともに賞をいただけたことがとても嬉しいです。現場では20代から60代まで色々な世代がしのぎを削り合いつつ、同じ⽅向を向いて作っていった結果、良いグルーブ感が⽣まれていきました。自分たちが⾯⽩いと思って作ったものが、そのままタイムリーに評価されるのがドラマであり、その中で、自分たちの感覚をこのように誉めていただけたことをとても嬉しく思います。それに『⺠王』のような作品を⾯⽩がれる世の中っていうのも良いですよね。
作品賞:『⺠王』原作者・池井⼾潤
ドラマ『⺠王』のスタッフならびにキャストの皆さん、コンフィデンスアワード・ドラマ賞の栄えある第1回作品賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞の4部門受賞、おめでとうございます。私の中では異色作である『⺠王』を本当に楽しいドラマにしていただきました。この受賞を機会に、今後はDVDなどでより多くの皆さんに観ていただけるよう祈っております。
作品賞:『⺠王』飯田爽プロデューサー
さまざまな⽅から「⾯⽩かった」と言っていただいていましたが、視聴率は低くはないものの「まずまず」といった結果だったので、このような栄えある賞をいただけて、ものすごくびっくりしました。各局のすばらしい作品や主演、助演の⽅々がノミネートされるなかで、これだけの多くの賞をいただけて光栄の一言につきます。キャスト、スタッフのみなさんが⼒を尽くしてくれて、⿊⼦代表としては、とにかく労いたい、それもプロデューサーの言葉だけじゃない形で伝えたいという思いがあったので、今回の受賞を⼤変うれしく思います。
主演⼥優賞:⼥優・北川景⼦「探偵の探偵」
この度はこのような賞を頂きましたこと、⼤変嬉しく光栄に思います。『探偵の探偵』では、初めての探偵役に、初めての本格的なアクション、私にとっては挑戦でしたが、毎週楽しみに⾒てくださる番組ファンの皆様から沢山のエールを頂き最後まで走りきることができました。これまでに観たことのない探偵ドラマ、サスペンスにしようという想いでスタッフ、キャスト一丸となってチャレンジし続けた作品です。『探偵の探偵』クルーを代表してこの賞を受け取らせて頂きたいと思います。この作品をご覧頂き、本当にありがとうございました。
助演男優賞:俳優・高橋一生「民王」
第一回目となるコンフィデンスアワード・ドラマ賞でこのような評価をしていただけたこと、光栄に思います。主演男優賞を受賞された遠藤さん、菅⽥さんをはじめとするキャストの⽅々はもちろん、監督、プロデューサー、各部スタッフの⽅、応援して下さった⽅たちを含めての一⼈一⼈の皆さんのお陰でいただけた賞だと思います。ありがとうございます。
新⼈賞:⼥優・芳根京⼦「表参道高校合唱部!」
まさかという感じです。気持ち的に賞を狙ってというのはなく、この作品が、香川真琴という⼥の⼦がみなさんにいかに愛してもらえるかを一番に考えてやってきて、その結果がこうして形となって表れてうれしく思います。この作品に出合えて⼼からよかったなと思っています。
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