音楽制作工程のスキルマッチングに特化、クラウドソーシングSNS「Vocrowd」がスタート
音楽制作工程に特化したクラウドソーシングSNS「Vocrowd」(ボークラウド)が試行運用を経て本格的にスタートした。
「Vocrowd」は、楽曲を制作するにあたって、より高いクオリティを求めるために制作工程の一部(歌唱、作曲、編曲、作詞を中心に、MIX、イラスト、映像など)を委託したい人と、得意な制作工程のスキルを使ってほしい人をマッチングするクラウドソーシングサービス。
登録に審査はなく、誰でも利用することができる。現状ではアマチュアやセミプロを中心に、フリーのボーカリスト、コンペに応募している作家、同人音楽で活動している方、中にはメジャー経験があるようなプロのユーザーも登録しているそうだ。案件は幅広く、無料のものから数万円の案件も成立している。
▲プロフィール画面
案件には、内容や報酬額を公開している「公募方式」と、依頼したいユーザーにピンポイントで内容や報酬額を提示する「直接依頼方式」があり、依頼が成立した後は、1対1の専用ページで、メッセージのやり取り、ファイルの添付、納品、報酬支払いのための決済、取引後の評価、といった機能が利用できる。依頼成立後のキャンセル機能なども備わっている。
また、タイムライン機能もあり依頼以外で他のユーザーと繋がることも可能だ。
▲案件作成画
なお、現在は「受注手数料率0%キャンペーン」を実施しているため、報酬の全額を受け取ることができる。また、「お友達紹介特典」も用意されており、3名紹介するごとに1,500円分のアマゾンギフト券がプレゼントされる。
さらに、楽曲共同制作コンペ企画も実施しており、優秀作品はVocrowdのプロモーション等に使用・配布するため、最高15万円の買い取りとなるそうだ。
今後は、様々な企業との連携や共同企画、完成した楽曲の配信、販売も検討している他、ユーザーの要望を柔軟に取り入れ、さらに利便性を高めていく。
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