「どうなる?サブスク後の日本の音楽ビジネス!」ニューミドルマン養成講座 第4期受講生募集
デジタル化時代の音楽業界で活躍する人材を育成するニューミドルマン養成講座が4期目の受講生募集をスタートした。
日本でもサブスクリプションサービスが開始され、間もなく1年が経つ。講座スタート以来、多くの配信業者をゲスト講師として招くなど、その動向を探るとともに、日本の音楽ビジネスのデジタル化について予測を行ってきた。第4期では、動き出した日本における音楽のデジタル化の未来を予測、そして旧来の業界システムの変化を読み解くことで、ニューミドルマンに必要な知識を得る場となりそうだ。
<ニューミドルマン養成講座 第4期>
第1回 2016年4月21日(木)19:30〜21:00
山口哲一/「サブスクリプションの先〜音楽、エンタテインメントの未来のはじまり」
遂に日本でもサブスクリプションサービスが開始され、着実に利用者を増やしている。デジタル化が加速する時代の全貌を予測します。初回は今期の概要を話すとともに、オリエンテーション、自己紹介を行います。
第2回 2016年4月28日(木)19:30〜21:00
ゲスト講師:ふくりゅう(音楽コンシェルジュ/happy dragon,LLC代表)/「サブスクリプション・サービス最新情報〜何が変化したか」
2015年は、AWA、LINE MUSIC,Apple Musicと「サブスク元年」でした。約1年が経過し、ユーザーや業界内にどう受け入れられているのでしょうか?今後の課題は?展望は?デジタルに精通した音楽コンシェルジュであり、J-WAVE『TOKIO HOT100』でのニューカマー発掘や、Yahoo!ニュース個人、ハイレゾ配信『mora』、雑誌『ミュージックマガジン』などで活躍しているふくりゅうさんとサブスクの最新動向を分析します。
第3回 2016年5月12日(木)19:30〜21:00
ゲスト講師:鈴木貴歩(ParadeAll Inc./THE BIG PARADE Co-Founder)/「エンタメ×テクノロジーの最先端現場レポート」
デジタル事業部長、イノベーション担当として活躍された鈴木貴歩さんが、ユニバーサルミュージックを退社し、アクセラレーターとしてエンタメ系起業を支援する活動を本格的に開始されました。MTVなど外資系会社ので経験を持ち、エンタメ×ITのカンファレンス「THE BIG PARADE」の創始者でもある鈴木さんから、IT起業、インバウンド、エンタメなど最先端ビジネスシーンの現在を伺います。
第4回 2016年5月19日(木)19:30〜21:00
ゲスト講師:原田卓(Peatix Inc. CEO)/「ライブエンタータテインメントの時代〜電子チケットの可能性」
ついにCDを追い越したライブ事業。しかし、日本において、まだまだデジタルサービスの普及が遅い分野であります。スマホチケットサービス「Peatix」を運営するPeatix Inc.のCEO原田さんは、SMEに勤務後Amazon Japan CD部門の立ち上げを担当し、アップルでもiTunes Music Store立ち上げを経験。ライブエンターテイメントビジネスの未来や日米アジアでサービスを展開しての違いや共通点を語ってもらいます。
第5回 2016年5月26日(木)19:30〜21:00
ゲスト講師:三浦文夫(関西大学社会学部メディア専攻教授、民放連ラジオ再価値化研究グループ座長)/「ネット、スマホ時代に生き残るラジオ〜radiko成功の理由」
役目を終えたと思われたラジオが復活?全国のラジオ局の番組をインターネットで聞くことができるサービスradikoは、月間ユニークユーザー数約1,200万人、スマホアプリDL数約1,800万、放送エリア外の番組を聞けるラジコプレミアム有料会員が約25万人と大成功を収めています。関西電通時代にradikoの考案、実用化された三浦さんにradikoの成功の理由、戦略を伺い、今後の可能性を考えます。
第6回 2016年6月2日(木)19:30〜21:00
ゲスト講師:洲巻圭介(朝日新聞社経営企画室)/「変化する巨大メディア〜電子書籍と音楽配信の次に起きること」
大手出版取次の日販、朝日新聞のデジタル部門で長く新規事業開発に携わり、旧来型メディアとネットとの新旧融合を進めてきた洲巻さん。出版や新聞のデジタル化の現状と課題、そして展望は? 音楽ビジネスと対比することで導かれるエンタテイメントの未来予想図、ビジネスチャンスが浮かび上がる!
第7回 2016年6月9日(木)19:30〜21:00
ゲスト講師:原田悦志(NHK国際放送「J-MELO」チーフ・プロデューサー)/「海外マーケット進出とインバウンド〜クールジャパンの嘘とホント」
世界約150の国と地域で放送されているNHK国際放送「J-MELO」は昨年10周年を迎えました。を立ち上げ時からチーフプロデューサーとして活躍されている原田さんは、いわば「Jカルチャー」の伝導師的な存在であり、海外の日本カルチャーファンの動向を肌感覚で掴んでいる人です。これからの日本人の大きなテーマであるコンテンツ海外輸出とインバウンドについて考えてみましょう。
第8回 2016年6月16日(木)19:30〜21:00
山口哲一/「エンタメの未来図を語り合う〜第4期総括」
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