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JASRAC、BGMを利用する美容室などの店舗に対して全国一斉に法的措置

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JASRACは6月7日、BGMを利用していながら、音楽著作権の手続きが済んでいない187事業者、212店舗に対し、簡易裁判所に民事調停を申し立てた。無許諾でBGMを利用する店舗に対する全国一斉の法的措置は、昨年に続いて今回が2目。今回の申し立てにおいては、全件数のうち132事業者、151店舗が美容室だった。

BGMを流す施設の著作権管理を開始した14年前(2002年)は、有線音楽放送などの業務用BGMの利用が主流であり、著作権の手続きはそれらを提供している事業者が施設に代わって行っていたことから、ほとんどの施設が個別にJASRACに手続きをする必要はなかった。

近年、BGMの音源が多様化(市販のCD、携帯音楽プレーヤー、パソコン、インターネットラジオ等)しており、こうしたBGMの利用については、施設ごとに 著作権の手続きを行う必要がある。


日本音楽著作権協会(JASRAC):http://www.jasrac.or.jp/