レコ協 2016年CDレンタル店調査公表、CD・DVDレンタル以外のサービスが拡大
日本レコード協会は、2016年のCDレンタル店の実態調査を実施した。
この「CDレンタル店調査報告書」は、2016年4月1日〜6月30日の期間、日本レコード協会調査員が全国のCDレンタル店901店を対象に訪店調査(店舗規模・業態を勘案したサンプル調査方式)した結果をまとめたもの。
その結果によると、1店舗あたりの平均在庫枚数は、対前年比3.2%増の20,484枚となった。また、1店舗あたりの在庫枚数が15,000枚以上の大型店の比率も68.6%(前年比4.4%増)に増加した。
1店舗あたりの店舗面積は前年比1.7%増の871平方メートル、その内訳はCDレンタルが78平方メートル、DVDレンタルが317平方メートルとほぼ前年並みの一方、その他が前年比6.0%増の476平方メートルとなった。これは書籍・コミックのレンタル・販売等、CD・DVDのレンタル以外のサービス拡大によるものと考えられる。
なお、全国のCDレンタル店舗数は、2016年6月現在で2,243店となり、昨年6月末時点の2,370店より127店減少した。
同調査の概要は日本レコード協会機関誌10月号およびウェブサイトに掲載されている。詳細報告書の入手は日本レコード協会 広報部まで。
CDレンタル店調査2016年度 概要
http://www.riaj.or.jp/f/report/rental/2016.html
■日本レコード協会:http://www.riaj.or.jp/
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