広告・取材掲載

コロムビア、平成29年3月期第2四半期連結業績を発表

ビジネス

日本コロムビアは本日、平成29年3月期第2四半期(平成28年4月1日〜9月30日)の連結業績を発表した。

連結売上高は、69億9千5百万円(前年同四半期に比べ11.4%増)となった。これは主に、市販/配信事業において、アニメ関連作品、ゲームソフトおよびアーティストマネジメント関連事業の売上が好調に推移したことなどによるものである。

損益についても、前述の売上の増加に加え、市販/配信事業における利益率の高い過年度発売作品の売上が堅調に推移したことなどより、営業利益は11億2千6百万円(前年同四半期は営業利益4億1千3百万円)、経常利益は11億2千5百万円(前年同四半期は経常利益4億1千3百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億9千9百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益3億8百万円)となった。

市販/配信事業は、アニメ関連作品、ゲームソフトおよびアーティストマネジメント関連事業の売上が好調に推移したことなどにより、売上高は55億8千8百万円(前年同四半期に比べ24.6%増)となった。損益についても、前述の売上の増加に加え、利益率の高い過年度発売作品の売上が堅調に推移したことなどにより、営業利益は13億7千5百万円(前年同四半期は営業利益5億2千1百万円)となった。

主な作品としては、氷川きよしのヒットシングル「みれん心」をはじめ、松山千春自身が選曲を行った60曲収録のベストアルバム「松山千春の系譜」、9mm Parabellum BulletのTRIADレーベル移籍第1弾シングル「Waltz on Life Line」、4月に念願のアーティスト主催イベント「YON FES 2016」を開催した04Limited Sazabysの2ndメジャーアルバム「eureka」、「THE IDOLM@STER」シリーズ、「動物戦隊ジュウオウジャー」シリーズ、ほんわかキャラクター・すみっコぐらしがみんなで村へやってきて、村づくりを始めるニンテンドー3DSソフト「すみっコぐらし むらをつくるんです」などの自社制作作品が売上に貢献した。

特販/通販事業は、前期好調であった利益率の高い音源使用にかかる売上の減少などにより、売上高は8億8千万円(前年同四半期に比べ20.1%減)となった。営業利益は4億4千9百万円(前年同四半期は営業利益6億3百万円)となった。

その他、昨年、米国における連結子会社に対する出資の全持分を譲渡したこと、他社作品の販売受託事業における売上の減少などにより、売上高は5億2千6百万円(前年同四半期に比べ23.9%減)となり、営業利益は1億6千8百万円(前年同四半期は営業利益1億9千5百万円)となった。

2017年3月の連結業績予想については、当第2四半期においてゲーム作品やアニメ関連作品の売上が上回ったことなどにより、通期の連結業績予想を修正している。売上高131億円、営業利益14億2千万円、経常利益14億1千万円、親会社株主に帰属する当期純利益は12億円を予想している。
 


■日本コロムビアhttp://columbia.jp/

関連タグ