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福島県警が通信カラオケ用の楽曲データを無断で複製し頒布した男性を送致

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福島県警察本部生活環境課及び福島県田村警察署は、JASRACの告訴を受け、11月11日、業務用通信カラオケ機器に搭載するJASRACの管理楽曲が収録されたハードディスクを無断で複製し、インターネットオークションで販売していた福島県田村市の60才男性を著作権法違反の疑いで福島地方検察庁郡山支部へ送致した。

業務用通信カラオケを利用するには、利用場所(店舗、家庭等)によらず、通信カラオケ事業者と通信回線をつなぐ情報料契約が必要となるが、この男性が複製したハードディスクは、回線をつながなくても利用できるように不正にプログラムも書き換えられており、男性は、手持ちの機器のハードディスクと交換すれば情報料を支払わずに「無制限に利用可能」などと説明。2016年1月以降だけでも60台以上のコピー品を販売し、利益を得ていた。


日本音楽著作権協会(JASRAC)http://www.jasrac.or.jp/