レコ協、中高生対象のレコーディングスタジオ体験プログラムを開催
日本レコード協会は、音楽が制作される過程を学び、さらに上質な環境で音楽を楽しむ機会の提供を目的として、今年度より中高生を対象としたレコーディングスタジオ体験学習プログラムを開始し、第1回及び第2回を実施した。
第1回は11月10日、ソニー・ミュージックスタジオ(東京都港区)で実施され、武蔵村山市立小中一貫校村山学園8年生5名が参加。コンソールを実際に操作しながら、ミックスダウン作業に挑戦。楽器やボーカル等の各パートに分かれていた音が、次第に一曲に仕上がっていくにつれて、生徒の目が輝いていた。終了後、生徒からは「本物のレコーディングを見てみたい!」「スタジオエンジニアという職業についてもっと知りたい」「音楽の聴き方が変わりました」という声が寄せられた。
第2回は11月22日、キング関口台スタジオ(東京都文京区)で実施され、埼玉栄高等学校1年生10名が参加。マイクの種類、数、位置によって録音できる音が決まってくるという説明を受けながら、レコーディング用にセッティングされたピアノを用いて音の聞き比べ。音楽鑑賞の時間には、持ち寄ったお気に入りのCDをスタジオで再生。「普段はイヤホンで音楽を聴くことが多いのですが、迫力が違いました!」「感動しました」と笑顔が溢れた。
「レコーディングスタジオ体験プログラム」詳細
http://www.riaj.or.jp/f/education/studio.html
■日本レコード協会:http://www.riaj.or.jp/
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