12/19付ビルボードジャパンチャートおよび12/5〜12/11 RADIO ON AIR DATA発表

音楽サイト「Billboard JAPAN」を運営する阪神コンテンツリンクおよびプランテックは、プランテック提供による12月19日付ビルボードジャパンチャート Hot 100、Hot Animation、Hot Overseas（集計期間：2016年12月5日〜12月11日）および2016年12月5日〜12月11日のRADIO ON AIR DATAを発表した。
 

星野源「恋」、21.7万枚セールスの関ジャニを抑え、5冠で4度目のJAPAN HOT100総合首位獲得

星野源「恋」の勢いが止まらない。今週はラジオ、ダウンロード、ストリーミング、Twitter、動画再生の5指標で1位を獲得、シングル・セールスも13位、ルックアップ2位と、全指標で高ポイントを維持し、一方の21.7万枚セールスによってシングルとルックアップで1位となった関ジャニ∞「NOROSHI」もこの勢いを止めることが出来なかった。

「恋」のTweet数は135,941ツイート、動画再生回数は11,422,650回と、両指標ともに2位以下に大差をつけての1位で、ラジオは先週4位から順位を上げて9週ぶりの1位返咲きとなっており、まさに異例といえる大ヒットとなっている。

先週からApple Music、AWA、LINE MUSICの実数の合算を開始したストリーミング指標。今週は星野源「恋」1位、上白石萌音「なんでもないや」2位、清水翔太「My Boo」3位となっており、特に映画『君の名は』の海外でのヒットを受ける形で、RADWIMPSとともに「なんでもないや」がデジタル関連指標での順位を上げる展開となっており、こちらも「前前前世」同様ロング・ヒットを続けている。

Billboard JAPANイヤーエンド・チャート以外にも多くの年間ランキングが発表された週となったが、それらに上位に食い込んで注目されたSMAP「世界に一つだけの花」は、引き続きTwitterの3位以外にも、シングル・セールスでHi-STANDARD「You Can’t Hurry Love」に次いで4位となっており、今年1年を通し上位を維持していて、こちらは2003年リリース以来の10年以上越しのリバイバル・ヒットとして、注目すべき動きといえるだろう。
 

RADが前回に続き1位＆2位獲得、TVアニメトップは「刀剣乱舞-花丸-」ED曲

前回12月12日付の“HOT Animation”の引き続き、RADWIMPS「前前前世」「なんでもないや」が今回発表分でもワン・ツーフィニッシュを飾った。

今回発表した12月19日付“HOT Animation”で、RADの楽曲が1位と2位チャートインした。「なんでもないや」にいたってはデジタルダウンロードがトップとなっており、前回から総合ポイントを伸ばしている。3位には初チャートインの「にっかり妖かし数え唄」（アニメ「刀剣乱舞-花丸-」エンディング）が入った。パッケージセールスの2位をはじめ、デジタルダウンロード、ルックアップ、ツイッターでバランスよくポイントを獲得し、テレビアニメのタイアップ楽曲の中では1位となった。

14位から、今回4位にジャンプアップしたのはナオト・インティライミ「夢のありか」（映画『モンスターストライク THE MOVIE』主題歌）。今回の集計期間内にパッケージが発売され、パッケージセールス、ルックアップでのポイント加算も大きいが、デジタルダウンロードやストリーミング、ツイッターなど様々な方法で楽曲が接触されていることが、順位躍進の要因となっていることも分かる。
 

ブルーノ・マーズが4指標トップで9週目の洋楽チャートNo.1、クリスマス・ソングが続々とエントリー

遂に9週目のBillboard JAPAN洋楽チャート“Hot Overseas”首位となったブルーノ・マーズの「24K・マジック」。

その勢いは衰えることなく、エアプレイ・チャートでは3位に停滞で洋楽勢トップ、およびデジタル・セールス、動画再生回数、Twitterポイントでも洋楽勢1位となっている。なお、アルバム「24K・マジック」は、先週からワンランク上げ、総合チャート“Hot Albums”今週7位と発売4週目にも関わらずセールスを伸ばした。

そして今週さらに順位を上げ、TOP3入りを果たしたマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」は、1位の「24K・マジック」に迫るデジタル・セールス、動画再生回数となっており、ストリーミングにおいては今週2位の「クローサー feat.ホールジー」ザ・チェインスモーカーズに次ぐポイントとなっている。僅差のため、来週は「恋人たちのクリスマス」が2位にランクアップする可能性も大いにある。

続いてワム！「ラスト・クリスマス」が4位、ジョン・レノン「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」が11位にリ・エントリー、5位にはペンタトニックスの「ザ・クリスマス・シング・アロング」が初登場とクリスマス・ナンバーが目白押しとなっている。