河合楽器とパーソンズ・ミュージック・コーポレーションが資本業務提携、中国・香港での事業を拡大
河合楽器製作所は、パーソンズ・ミュージック・コーポレーション(PMC)と資本業務提携すると発表。PMCは河合楽器製作所が発行する株式の9.94%にあたる896,600株を取得する。
今回の業務提携で、中国(香港含む)における、「KAWAIブランドの楽器生産」「KAWAIブランド商品のプロモーションと販売、アフターサービス」「音楽教室展開と講師人材の育成」「ピアノ調律サービスの普及、調律技術者の育成と調律技術の向上」「音楽産業の発展と音楽文化振興に資する事業活動全般」といった業務分野での協業を深め、両社グループの業容拡大ならびに企業価値および株主利益の向上に努めるとしている。
PMCは、中国本土と香港において楽器の生産・販売や音楽人材の育成を行う39の関係会社と92の直営店を抱える一大音楽企業グループ(以下「パーソンズグループ」)であり、自社ブランド・欧米著名ブランドの楽器生産と多くの国と地域での販売、多様な芸術コースの教室展開やコンクール・演奏会等の音楽イベント展開など、音楽芸術産業の発展に積極的に取り組んでいる。
河合楽器製作所とパーソンズグループとは、1993年に同グループを通じた中国でのピアノ販売を開始して以来、中国・香港での河合楽器製作所商品の販売拡大、中国市場向けKAWAIピアノの委託生産、共同出資による電子楽器生産会社の設立など、事業パートナーとしての関係を深めてきた。
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