TuneCore Japan アーティストへの還元額が14億円を突破、2016年単年度では昨年比200%の増加
デジタル音楽ディストリビューションサービス「TuneCore Japan」によるアーティストへの還元額が、2012年10月のサービスインから、2016年末時点で14億円を突破致した。
2016年単年度では約8億円をアーティストに還元しており、2015年度の還元金額に対して、約200%の増加となった。
この成長率は、日本レコード協会が発表した2016年有料音楽配信売上実績の成長率112%を上回るもので、デジタル音楽市場における独立系事務所、レーベル、個人などの、インディペンデントアーティストの存在が大きくなったといえる。
直近の事例では、米国の「チャンス・ザ・ラッパー」が、大手レーベルや事務所に所属せず活動を続け、一度も楽曲販売をしないまま、フリーダウンロードとストリーミングサービスへの配信のみで、第59回グラミー賞の最優秀新人賞など、計3冠を達成したことが、非常に大きな注目を集めた。
また、TuneCore Japanにおける音楽ストリーミングサービスの成長率は、2015年から2016年で約630%と急成長しており、還元額は2017年度もさらに拡大することが予想される。
海外売り上げからの累計アーティスト還元額は全体の約8%となっており、前年度より2%減となったが、これは国内からの還元額が大きく増加したことが要因で、海外からの還元額自体は、前年比120%の増加となっている。今後は、海外からの還元比率50%を目指していくとしている。
特集:2016 TuneCore Japanの振返り
http://www.tunecore.co.jp/artists_stats
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