Zepp、アジア各都市にてライブホール展開 クールジャパン機構による出資が決定
ソニー・ミュージックエンタテインメントは、グループ会社であるZeppホールネットワークとともに、舞台機構、照明・音響設備など仕様をグローバルで統一したライブホール「Zepp」をアジア各都市にて展開し、アジア広域にライブホールネットワークを構築していくことを発表した。
また、ライブホール開設・運営資金として、クールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)より出資を受けることが決定した。
現在Zeppホールネットワークは、国内に4都市6ヶ所(札幌・東京・ダイバーシティ東京・名古屋・なんば大阪・大阪ベイサイド)にライブホール「Zepp」を展開し、2018年には福岡、2020年には横浜(コーエーテクモゲームスより運営受託)もオープン予定。
今後、アジア各都市にライブホール「Zepp」を展開することにより、日本の音楽産業の海外市場を開拓するとともに、国内外アーティストの海外公演における収益機会の創出、ライブ活動を通じた各都市とのコミュニケーションや文化交流を目指し、インフラ環境を整備していく予定。
「Zepp」アジア展開 各地域ホール概要
シンガポール「Zepp@BIGBOX Singapore」
所在地:1 Venture Avenue, BIG BOX Singapore 3階
ホール面積:3500㎡
収容人員:最大2,333名予定 隣接するMEGA BOX Event Hall Bと併用することで最大4,032名を収容可能
ホール概要:グランドオープン時期:2017年6月4日(RADWIMPSの公演を予定)
Zeppホールネットワークとシンガポールの現地法人Big Box Investment Pte.Ltd. が合弁会社「Zepp @ Big Box Pte.Ltd.」を設立、ジュロン・イースト地区にある複合商業施設「BIG BOX」3階展示場のMEGA BOX Event Hall Aを新装し、ライブホール「Zepp@BIGBOX Singapore」を共同運営する予定。「BIG BOX」は、イベントホールに加えてハイパーマーケット、家電量販店、家具店、飲食店、アパレル小売店、キッズ・プレイパークなど幅広いリテール・ビジネスを展開しており、ジュロン・イースト駅に直結する利便性の高い好立地にある。
マレーシア「Zepp Kuala Lumpur」
所在地:No.2,Jalan Hang Tuah,55100 Kuala Lumpur, Malaysia
ホール面積:約6,800㎡
収容人員:約2,500名(スタンディング時)
開業予定:2020年年末(予定)
立地概要:クアラルンプール市内中心部に位置する市内最大級の繁華街ブキッ・ビンタン シティセンター近辺の再開発地区に、オフィス、居住棟、ホテル、ショッピングモール、飲食店、小売店舗などを含む複合施設の建設を計画中だが、そのエンタテインメント施設エリア内に「Zepp」を設置予定。電車・モノレールのハン・トゥア駅にも隣接する好立地にある。
台湾「Zepp New Taipei」
所在地:Futuhsin, Hsinchuang District, New Taipei City
ホール面積:約4,900㎡(延床面積)
収容人員:約2,200名(スタンディング時)
開業予定:2020年4月(予定)
立地概要:台北市のベッドタウンとして近年人口が増加し、大規模高級マンションの他、政府の合同庁舎や国家映画センターの建設が進む新北市新荘副都心エリアにおいて、建設計画中の若者向けショッピングセンター(名称未定)内の8〜11F(4フロア吹抜)に「Zepp」を設置予定。台北駅から桃園空港MRTで3駅12分(9km)の新荘副都心駅から徒歩5分の好立地にある。
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