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ヤマハ、平成29年3月期連結業績を発表

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ヤマハは5月1日、平成29年3月期の連結業績を発表した。

販売は、為替によるマイナス影響334億円及び音楽教室事業移管影響42億円もあり、売上高は4,082億48百万円(前年同期比6.3%減少)となった。

損益は、通期で111億円となる為替のマイナス影響を吸収し、営業利益は443億2百万円(前年同期比8.9%増加)、経常利益449億26百万円(前年同期比9.8%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は467億19百万円(前年同期比43.2%増加)となりました。営業利益率は10.9%となった。

セグメントの業績は以下の通り。

楽器事業の売上高は、前年同期に比べ197億5百万円(7.1%)減少し、2,576億64百万円となった。為替による減収要因222億円と音楽教室事業移管影響42億円が含まれており、その影響を除いた売上高は前年同期に比べ67億円の増収となった。営業利益は、為替による減益要因86億円があったものの、コストダウン、価格の適正化、経費減等により、4億51百万円(1.4%)増加し321億38百万円となった。

音響機器事業の売上高は、前年同期に比べ53億96百万円(4.5%)減少し、1,154億84百万円となりました。為替による減収要因が106億円含まれており、その影響を除いた売上高は前年同期に比べ52億円の増収となった。営業利益は、為替による減益要因26億円があったものの、実質増収、コストダウン、経費減等により、19億10百万円(22.4%)増加し104億47百万円となった。

その他の事業の売上高は、前年同期に比べ21億26百万円(5.7%)減少し、350億99百万円となった。為替による減収要因が6億円含まれており、その影響を除いた売上高は前年同期に比べ15億円の減収となった。営業利益は、コストダウン、経費減等により、12億77百万円(290.8%)増加し17億16百万円となった。

同連結会計年度における海外売上高比率は、前年同期に比べ0.6ポイント減少し、66.1%となった。

同社は次期の見通しとして、売上高4,270億円(前年同期比4.6%増加)、営業利益485億円(前年同期比9.5%増加)、経常利益485億円(前年同期比8.0%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益390億円(前年同期比16.5%減少)を予想している。なお、本予想は、為替による増収影響を織り込んだものとのこと。
 


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