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ハイレゾ音源大賞2017年5月度セレクターにGOTCH、RCサクセション「OK」ほか大賞候補6作品を発表

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ASIAN KUNG-FU GENERATION・Gotch
今月5月から新たに「mysound」を加わった、ハイレゾ音源配信6サイト連合企画「ハイレゾ音源大賞」の5月度大賞候補6作品が発表された。今月のセレクターは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのGotchが担当する。

発表された推薦作品は、「ターン・アップ・ザ・クワイエット/ダイアナ・クラール」(mora推薦)、「Leave, slowly/Ryu Matsuyama」(mysound推薦)、「WAVES/Yogee New Waves」 (OTOTOY推薦)、「OK/RCサクセション」(レコチョク推薦)、「A Tribute To Art Blakey And The Jazz Messengers/トニー・アレン」(e-onkyo music 推薦)、「アンコール!/渡辺 貞夫」(groovers推薦) の6作品。

各サイトが推薦するハイレゾ作品の中からの選出とあって、邦・洋、インスト、名盤などが入り混じったユニークなラインアップとなった。大賞は5月31日に発表される。

ハイレゾ大賞
http://hi-res-award.com

mora 推薦作品
「ターン・アップ・ザ・クワイエット」(192.0kHz/24bit)
アーティスト:ダイアナ・クラール
配信開始日:2017年5月5日(金)
レーベル:Universal Music LLC
配信ページ:http://mora.jp/package/43000006/00602557466737/?cpid=hiresaward
<推薦コメント>
1920、30年代ジャズに傾倒した「Glad Rag Doll」(2012)、POPS/ロックにスポットをあてた「Wallflower」(2015)と、彼女の真骨頂であるジャズ・スタンダードから離れた作品をリリースしてきたシンガー/ピアニストのダイアナ・クラールが、11年ぶりにリリースしたジャズ・スタンダード中心の意欲作。「Quet Nights」(2009)以来となるジャズ界の重鎮トミー・リピューマとタッグを組んだ、古き良きアメリカン・ソングブックです。
ラッセル・マローン、マーク・リボー、クリスティアン・マクブライド他と豪華ゲストを迎えて聴きどころも満載。なかでもトラック11「I’ll See You In My Dreams」のスチュアート・ダンカンの伸びやかなフィドル・ソロはハイレゾでより際立ちます。録音は巨匠アル・シュミット。ボーカルや各楽器それぞれの分離が良く、見通しが良いハイレゾらしい音場。スモーキーな真夜中のジャズの雰囲気にまとめあげたダイアナ・クラールの意図も見事に形にしていると感じます。

mysound 推薦作品
「Leave, slowly」(96kHz/24bit)
アーティスト:Ryu Matsuyama
配信開始日:2017年5月17日(水)
レーベル:PCI MUSIC
配信ページ:http://ymh.jp/ryumatsuyama
<推薦コメント>
ジャンルも国籍も超えた、ピアノ・スリーピース・バンド Ryu Matsuyama。高い技術に裏付けされた演奏表現、繊細でありながらも心の奥を熱く揺さぶる楽曲群が秀逸!目をつぶれば、情景が描き出され、音楽が旅へと誘ってくれることでしょう。

OTOTOY 推薦作品
「WAVES」(48kHz/24bit)
アーティスト:Yogee New Waves
配信開始日:2017年5月17日(水)
レーベル:Roman Label / bayon production
配信ページ:http://ototoy.jp/_/default/p/75126
<推薦コメント>
1st「PARAISO」で高い評価を受けたのち、メンバーの脱退や加入などを経て、ついにYogee New Wavesが2ndアルバム「WAVES」を完成させた。約2年半振りのフル・アルバムは、そう、とにかく2017年の夏、この国のインディ・ロックを象徴をアルバムのひとつになるだろう。これまでシングル・カットされてきた楽曲も含めて、全曲捨て曲なしの11曲が詰まったアルバムだ

レコチョク 推薦作品
「OK」(96kHz/24bit)
アーティスト:RCサクセション
配信開始日:2017年5月3日(水)
レーベル:Universal Music LLC
配信ページ:http://recochoku.jp/album/A1006910315/
<推薦コメント>
1983年ハワイで録音されたRCサクセション中期の傑作。ビンテージ海外機材で録音されたこの作品のアナログマスターは、デジタル録音のように周波数やビットレートに限界がなく、ハイレゾ素材にはまさに最適。そのマスターからリマスターされたハイレゾは、力強い芯があるのに耳当たりが心地良い。さらに、リアルなヴォーカルとザクッとしたギター、ふくよかで締まったベースとドラムが生み出す立体的な定位感は、まるで高音質レコードのようだ。このハイレゾ、清志郎にも聴いてほしかった…。

e-onkyo music 推薦作品
「A Tribute To Art Blakey And The Jazz Messengers」(96kHz/24bit)
アーティスト:トニー・アレン
配信開始日:2017年5月19日(金)
レーベル:Universal Music LLC
配信ページ:http://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602557443974/
<推薦コメント>
アフロビートの神様、フェラ・クティのドラマーとして、60年代から活動を続けるトニー・アレンが、自身に多大な影響を与えたと語る偉大なジャズ・ドラマー、アート・ブレイキーに捧げるアルバムを完成させた。アート・ブレイキーの代表曲“Moanin’”、“Night In Tunisia”などジャズの名曲が、トニー・アレンのファンキーなアフロビートで生まれ変わります。尚、今作はトニー・アレン含む8ピース・バンドが、SONY MCI-JH24アナログ・マルチトラック・レコーダーを使用して2インチ・テープに一発録音にて収録。そのブッといサウンドにも注目です。

groovers 推薦作品
「アンコール!」(96kHz/24bit)
アーティスト:渡辺 貞夫
配信開始日:2017年5月24日(水)
レーベル:JVC
配信ページ:http://www.groovers.co.jp/mqs/album/detail/LOT612K
<推薦コメント>
1980年「渡辺貞夫リサイタル・アット・武道館」と題し、日本人ジャズ・ミュージシャンとしては初めて日本武道館でコンサートを行った渡辺貞夫が、2016年12月渋谷オーチャードホールで36年ぶりに、70年代後半から80年代前半にかけて数々の渡辺貞夫のアルバムをプロデュースしてきた巨匠デイヴ・グルーシンと再演したライブ・アルバム。
参加ミュージシャンにはデイヴ・グルーシンをはじめ、80年代よりフュージョン・シーンで人気を博したイエロージャケッツの中心人物ラッセル・フェンランテにロベン・フォード、村田陽一を中心とする日本を代表するホーン・プレイヤーによるビッグバンドなどが参加。
フュージョン全盛期であった80年代のあの雰囲気、エネルギッシュで時にメロウ、そしてソフティスケートされたサウンドの数々が、当時のようにスリリングなライブ演奏そのままに、臨場感溢れるハイレゾ・サウンドで堪能できるアルバム。

ハイレゾ音源大賞