「No Maps 2017」が10月に札幌で開催、シェアサイクル「mobike」やブロックチェーンを活用したライブ演出の実証実験も実施
10月5日〜15日の期間北海道・札幌市で開催される、クリエイティブコンベンション「No Maps 2017」の記者発表会が開催された。
「No Maps 2017」は、短編映画・音楽ライブ・インタラクティブ分野のクリエイティブコンベンション。大きく5つの事業区分に分かれており、50以上のカンファレンスやセミナーで情報を発信する<会議>、新技術やコンテンツのショーケースとなる<展示>、150組上が出演するライブや「札幌国際短編映画祭」と共催した体験型イベントを行う<興行>を中軸に、具体的な事業展開を見据えたミートアップを提供する<交流>、技術やサービスの実証実験の場を提供する<実験>を組み合わせることで、新たなビジネスを生み出す場として開催される。
この5つの事業のうち、特に<実験>を重要視しており、先端テクノロジーの社会実験・社会実装を、国内のどの地域よりも早く札幌が受け入れられるよう、官公庁と共に積極的に検討し、「社会実験・社会実装の聖地」にすることを目指していく。
そして、「No Maps 2017」の連携事業として、日本最大級のIT展示会「CEATEC JAPAN」会場でのビジネスミートアップセミナーや、CEATEC JAPAN米国メディアパネルイノベーションアワード特別賞受賞者などを招いたベンチャーカンファレンスを開催。さらに、企業からの実証実験の要望に迅速に応えるための受け皿として「No Maps Future Lab」を設置する。
この、「No Maps Future Lab」で行われるプロジェクトの第1弾として、リクルートテクノロジーズが、ブロックチェーンを活用した新たなライブパフォーマンス演出の実験を実施する他、TBSとドローンゲームズが、市街地でのドローン競技、ゲーム、クイズやレースなどを実施する。
そして、世界で1億人以上が利用しているシェアサイクル「mobike」の実証実験を「No Maps」で行うことが決定。「No Maps」の支援を通じて札幌への導入も進めているそうだ。社会問題の解決、ビッグデータの提供を受けた新しい交通課題の発見などを目指していく。
「No Maps 2017」のメイン会期は、2017年10月5日〜15日の11日間。第12回札幌国際短編映画祭(10/5〜9)、Business Conference 2017(主に10/10〜13)、Trade Show 2017(10/7〜15)、Music Weekend(10/13〜15)の4イベントが同時開催される。
「No Maps 2017」への出展・参画など問合せは実行委員会まで。
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