MPA、2017年度音楽著作権管理者養成講座がスタート
MPA(日本音楽出版社協会)は、2017年度の音楽著作権管理者養成講座を6月27日より開講した。
講座は、会長の桑波田氏による「音楽出版ビジネス概論」をテーマにした講義からスタート。講義の冒頭で、「著作権管理者として一番大事なことは『作家を守る』ことであり、そのことを意識しながら今後の50時限の講義を聞いてほしい」と述べた。
その日は引き続き「音楽出版社の歴史(外国)」「音楽出版社の歴史(日本)」(朝妻一郎氏・フジパシフィックミュージック代表取締役会長/MPA顧問)の計3講義が行われた。講座は11月まで、延べ17日間にわたって実施され、全講座終了後には、修了試験が行われることになっている。
また、7月3日より、本講座で使用している2017-2018年版テキスト『音楽著作権管理の法と実務BASICS&BUSINESS』の販売をMPAのウェブサイトにて開始する。A5判で価格は11,000円+税(送料別)。今回は、カリキュラムにあわせて全面改訂を行い、新たに「著作権契約書について」「映像に音楽を使う時の留意点〜ライブラリー音源〜」「AI、IoT時代の著作権制度」「次代の著作権エージェントを目指して〜NexToneの管理事業」などのテーマを加え、より充実した内容となっている。
なお、過去に講座を修了した人を対象にした、再履修制度の申込はMPAのウェブサイトにて引き続き受付中。全50時限の講義の中から自由に選択して受講することができる。
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