スペースシャワーネットワーク、平成30年3月期第1四半期決算を発表
スペースシャワーネットワークは、平成30年3月期第1四半期決算を発表した。
第1四半期連結累計期間においては、同社所属アーティストのSuchmos(サチモス)が、ソニー・ミュージックレーベルズとのパートナーシップ契約により、2017年4月に新レーベル「F.C.L.S.」を立ち上げ、音楽ファンの間で大きな話題となるとともに、さらなる飛躍に向けた一歩を踏み出した。
また、前連結会計年度に開店したライブハウス事業の2号店「WWW X」が好調に推移し、さらに2017年4月にはコラボカフェ「AREA-Q」の2号店「AREA-Q ANNEX」もオープンする等、新規事業領域開拓へ向けた取り組みも強化、推進している。
これら取り組みの結果、売上高は3,309,881千円と前年同期比202,049千円増(同6.5%増)となった。また、営業利益は199,594千円と前年同期比53,193千円(同36.3%増)、経常利益は209,027千円と前年同期比57,775千円増(同38.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は149,265千円と前年同期比53,462千円増(同55.8%増)となった。
メディア・コンテンツ セグメントは、音楽チャンネルの運営を中心に関連イベントやコンテンツプロデュースを展開するSPACE SHOWER TV事業、アーティストマネジメントからレーベル及びディストリビューションまでアーティストビジネスを360度展開するSPACE SHOWER MUSIC事業、音楽周辺のポップカルチャー領域を開拓するSPACE SHOWER NTERTAINMENT事業、及び「WWW」「WWW X」を運営するライブハウス事業の4つの事業ユニットを中心に、連結子会社Pヴァインのレーベル事業、コネクトプラスのファンクラブ事業、インフィニアのコンセプトカフェ事業等を加えて、各事業分野の成長施策の推進にあたっている。
SPACE SHOWER TV事業においては、有料放送収入におけるスカパー!サービスの「スペースシャワーTV」配分単価が前年同期比で上昇したものの、スカパー!サービス全体の加入世帯数減少により売上高は微増に留まった。
SPACE SHOWER MUSIC事業においては、前連結会計年度に大躍進したアーティスト関連売上の反動減はあるものの、Suchmosによる既発売商品がCD及び配信ともに予想を上回る伸びを示し、またデジタル音楽配信も前年同期比で増収・増益となったため、ほぼ前年同水準の利益を維持している。
その他、ライブハウス事業において2号店「WWW X」が好調に推移し前年同期比で増収となるとともに、1号店との連携によりコスト面での合理化を図り増益貢献しました。また、インフィニアが運営する「@ほぉ〜むカフェ」も、引き続き好調な集客により、売上高、経常利益ともに、前年同期を大きく上回った。
この結果、メディア・コンテンツ セグメントの売上高は2,940,797千円と前年同期比45,657千円増(同1.6%増)となり、経常利益(セグメント利益)についても193,124千円と前年同期比33,628千円増(同21.1%増)と増収増益となった。
映像制作 セグメントは、大型LIVE映像制作の受注が増加したことなどにより、売上高は369,083千円と前年同期比156,391千円増(同73.5%増)となり、経常利益(セグメント利益)についても18,015千円と前年同期比10,832千円増(同150.8%増)と増収増益となった。