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スペースシャワーネットワーク、平成30年3月期第2四半期決算を発表

ビジネス

スペースシャワーネットワークは、平成30年3月期第2四半期決算を発表した。

第2四半期連結累計期間においては、毎夏恒例となる同社主催野外ライブイベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017」を、8月25日〜27日の3日間で開催。入場チケットが早期完売となり、過去最大の約7万人を動員し、天候にも恵まれ、大成功を収めた。

また、同社所属アーティストのSuchmos(サチモス)が、7月5日にソニー・ミュージックとのパートナーシップによる新レーベル・F.C.L.S.より最初のリリースとなるマキシシングルを発売。リリースを記念したイベントは、SNSにおいて大きく拡散され、効果的なプロモーションとなった。

加えて、受託レーベルからの大型タイトルリリースによる、パッケージ商品販売数の増加。定額制デジタル音楽配信サービス市場の拡大や、同社の保有するカタログからヒット楽曲を多く送り出せたことによる、デジタル音楽配信の堅調な成長が実現した。

これらの取り組みの結果、売上高は7,646,285千円と前年同期比491,626千円増(同6.9%増)となった。また、営業利益は490,439千円と前年同期比169,779千円増(同52.9%増)、経常利益は500,812千円と前年同期比163,261千円増(同48.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は335,895千円と前年同期比124,288千円増(同58.7%増)となった。

メディア・コンテンツ セグメントは、音楽チャンネルの運営を中心に関連イベントやコンテンツプロデュースを展開するSPACE SHOWER TV事業、アーティストマネジメントからレーベル及びディストリビューションまでアーティストビジネスを360度展開するSPACE SHOWER MUSIC事業、音楽周辺のポップカルチャー領域を開拓するSPACE SHOWER ENTERTAINMENT事業及び、WWW、WWW Xを運営するライブハウス事業の4つの事業ユニットを中心に、連結子会社Pヴァインのレーベル事業、コネクトプラスのファンクラブ事業、インフィニアのコンセプトカフェ事業等を加えて、各事業分野の成長施策の推進にあたっている。

SPACE SHOWER TV事業においては、主に、同社主催イベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017」の過去最大動員達成により、売上高、経常利益ともに、前年同期を上回った。

SPACE SHOWER MUSIC事業においては、前連結会計年度に大躍進したアーティスト関連売上の反動減はあったものの、CDパッケージ商品の販売数が予想を上回ったことや、デジタル音楽配信が想定水準を超え伸長したことなどにより、前年同期比で増収増益となった。

その他、ライブハウス事業において2号店・WWW Xが好調に推移し前年同期比で増収となるとともに、1号店との連携によりコスト面での合理化を図ったことで増益貢献した。また、インフィニアが運営する@ほぉ〜むカフェも、引き続き好調な集客により、売上高、経常利益ともに、前年同期を大きく上回った。

この結果、当セグメントの売上高は7,002,640千円と前年同期比416,668千円増(同6.3%増)となり、経常利益(セグメント利益)についても478,241千円と前年同期比142,505千円増(同42.4%増)と増収増益となった。

映像制作セグメントは、大型ライブ映像制作の受注が増加したことなどにより、売上高は643,644千円と前年同期比74,958千円増(同13.2%増)となり、経常利益(セグメント利益)についても27,838千円と前年同期比13,376千円増(同92.5%増)と増収増益となった。