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アーティストのHAIOKAが映画音楽制作の事例をもとにDropboxアプリ活用法を解説「最新のものが常にそこにある」

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「Unleash the World’s Creative Energy〜創造的なエナジーを解き放て〜」

12月1日、オンラインストレージサービス・Dropboxを提供しているDropbox, IncがRed Bull Studios Tokyo(東京都渋谷区)にて初の個人向けユーザーイベント「Unleash the World’s Creative Energy〜創造的なエナジーを解き放て〜」を開催。アーティストのHAIOKAがトークイベントに出席し、Dropboxやドキュメント共有サービス・Dropbox Paperを活用した作曲活動の魅力について実体験をベースに解説した。

HAIOKAは、2014年に世界から6000人が応募するという「Red Bull Music Academy」に選出されて、以降国内外のフェスティバルに多数出演するなどの実績を持っている。今年は、沖縄県の辺野古・大浦湾に生息している絶滅危惧種・ジュゴンを追いかけたリック・グレハン監督のドキュメンタリー映画『ZAN 〜ジュゴンが姿を見せるとき〜』のサウンドを担当したということで、トークではその話題を中心に進行していった。
 

「Unleash the World’s Creative Energy〜創造的なエナジーを解き放て〜」

映画は当初、HAIOKAがメインテーマだけ担当するというオファーだったそう。というのも『ZAN 〜』はグレハン監督にとっての初監督作品、しかもドキュメンタリーという、いわゆる商業映画とは一線を画する内容だった。そのため制作予算も限られており、その他の音源はフリー素材を編集して利用するという話で進んでいた。

しかし、その話を聞いたHAIOKAは「ちょっと待って」と、最初の作品なのにそれはないだろうという“おせっかい精神”が働いたそうで、結果的に音源の著作権はHAIOKAが持ち、CDなどで自由に販売できる形にして、劇中曲も含めて計13曲制作する形で落ち着いた。

HAIOKAは監督との打ち合わせについて「Dropboxで最初の一回だけですかね。(資料映像が来て)あとは音信不通みたいな感じに…。『撮影は続いてるよ!』ってメールは来てたんですけど(笑)」と最初からDropboxを用いていたが、グレハン監督が資料を送ってこなかったことから、ほぼイメージで曲を作っていたと制作秘話を語る。

しかし、撮影が終了するとグレハン監督もDropboxを使い出し、「こんな感じでできました」「音つけました」とファイルのやりとりをしながら、曲の細かい部分を詰めていく。HAIOKAは音楽活動でのDropboxの有効性について「(ファイル便だと)何度も送って、どれが最新のデータかが自分でもわからなくなりますが、Dropboxなら最新のものが常にそこにある」とDropboxならではの利点をコメントした。

HAIOKAは今回のトークイベント用の資料は、Dropbox JapanのスタッフとDropbox Paperを使って作ったとのことで、「(資料作るのは)楽しかったですね。コメントをつけたり」と話す。他にもバンド時代にツアーの経費のやりとりでDropboxを使用していたことを「『ガソリン代高くね?』みたいな感じで話したりしてました(笑)」と思い出を明かし会場の笑いを誘う。

この日は本国でデザインチームを率いるマネージャーのカート・ヴァーナー氏がDropbox Paperのグループプロダクトマネージャーを務めるカヴィタ・ラダクリシュナン氏とアレックス・チュウ氏とアプリの機能や魅力を解説するトークセッションを行ったほか、HAIOKAによるミニライブを開催。クリエイティブな業務に携わる約100名の来場者で賑わい、ロビーではRed Bull片手に様々な情報交換が行われていたのが印象的だった。

 

「Unleash the World’s Creative Energy〜創造的なエナジーを解き放て〜」

 

「Unleash the World’s Creative Energy〜創造的なエナジーを解き放て〜」

 

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